製作ティム・バートン×主演ジョニー・デップで贈る、空前のブームを巻き起こした待望のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。待望の日本公開(7月1日)を前に、ジョニー・デップを含む映画の豪華キャストが実際に着用した衣裳や小道具が上陸!都内では銀座三越限定で、本日6月15日(水)から6月28日(火)の期間に特別展示されます。

すでに世界で公開され話題沸騰中の最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。その魅力のひとつが、一流クリエイターたちによって生み出された衣裳や美術の数々。美しくも不思議な映画の世界観を、さらにパワーアップさせている。今回は本作の日本公開を記念して、なんと劇中で豪華キャストが着用した衣裳や小道具を特別に展示!

会場には、映画の世界観を表現した特設セットが登場。劇中に登場するシーンのように「鏡」をイメージした入口を通り抜けると、チェシャ猫と白ウサギがお出迎え。さらに足を踏み入れると、そこには映画のキャラクターをイメージしたスペシャルな装飾の数々が。そこに展示されているのは、ジョニー・デップ演じるマッドハッターの帽子や衣裳、ミア・ワシコウスカ演じるアリスの色鮮やかなドレスなど、撮影で実際に使用された豪華絢爛な衣裳や小道具。いずれも都内では銀座三越でしか見ることのできない、日本初上陸を含む貴重なアイテムだ。映画をイメージした特別な空間で、まるで“ワンダーランド”の住人になった気分で鑑賞することができる。

本作の個性的で美しい唯一無二の衣裳を手がけたのは、アカデミー賞衣裳デザイン賞に3度輝く世界的デザイナー、コリーン・アトウッド。前作『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)でも同賞を受賞している彼女が、最新作ではより洗練された衣裳の数々をデザインしている。特に主人公アリスが纏う、オリエンタルな雰囲気ただよう色鮮やかな新コスチュームは圧巻!劇中ではアリスが航海から持ち帰ったという設定のこの衣裳は、制作において望み通りの生地の入手が困難であることから、なんと約70ヤード分の青いシルクに手作業で刺繍が施されている。映画の中でもとりわけ色彩豊かで印象的な衣装なだけに、実物の迫力をぜひ体感してほしい!

会場には、ジョニー・デップ演じる人気キャラクター、マッドハッターの帽子も展示。アトウッドいわく、こちらはビクトリア朝時代風のデザインながら、キャラクターのように帽子も風変わりに見せるため、サイズを大きくしてあるのが特徴。「マッドハッターはとにかく帽子がすべてだし、ジョニーは衣裳を使ってとてもマジカルなことをしているわ。彼が帽子をかぶった瞬間、私たちの目の前でこのキャラクターに命が吹き込まれるのよ」と彼女が語るように、デップの魅力を引き出す渾身のデザインをお見逃しなく!

そのほか、アリスの脅威として立ちはだかる「赤の女王」の新たなドレスや、本作のキーアイテムである“時間をさかのぼる”不思議な動力源「クロノスフィア」のモチーフなど、映画の世界を堪能できるアイテムが勢ぞろい。またテラスコートでは、映画をはじめとする「アリス」関連グッズを約400点ラインナップ。そのうち100点は本展示会初登場となり、コレクターならずとも必見のアイテムとなっている。

幅広い層にファンを抱える本作の特別展示だけに、会期中も多くの人で賑わうこと間違いなし。劇中に登場する貴重なアイテムの数々を、映画の世界観を味わいながら間近で堪能できるのは今だけ!この機会にぜひ、足を運んでみてはいかがだろうか。

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執筆者

Yasuhiro Togawa