アンカレッジ国際映画祭2015 コンペティション部門
第49回ヒューストン国際映画祭 コンペティション部門
審査員特別賞W受賞

映画「マジックユートピア」の監督・脚本を務めるのは、熊本県を舞台に撮影された前作「NOT LONG,AT NIGHT-夜はながくない-」が第25回東京国際映画祭<日本映画・ある視点部門>に正式出品され、映画以外にも海に浮かぶ廃校を舞台にしたアートプロジェクト「赤崎水曜日郵便局」(2014年度グッドデザイン賞受賞)の局長・ディレクターを務める新進気鋭の映画監督 遠山昇司。

監督・コンセプトアーティストを務めるのは、hide with Spread Beaver、MY LITTLE LOVER、Mr.Children、レミオロメン、凛として時雨など数多くのアーティストのミュージックビデオを手がける映像業界の鬼才 丹修一。

主演は、国内外で高い評価を得ている劇団「ポツドール」の看板俳優で映画、テレビ、CMなど幅広く活躍している米村亮太朗。ヒロインを演じるのは、2015年に芸能生活25周年を迎え、冨永昌敬監督『ローリング』など話題作への出演が続き、女優としての活躍が更に期待される柳英里紗。また、演劇組織「夜の樹」主宰の和田周、女優・モデルの目黒真希、小説家の島田雅彦、映画監督・俳優の嶺豪一など多彩な顔ぶれが脇を固めながら、オーディションで選ばれた二人の高校生(中川天馬、森山みなみ)も、映画デビュー。

本作は、アンカレッジ国際映画祭2015での審査員特別賞受賞に続き、スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカス、リドリー・スコット、コーエン兄弟、デヴィッド・リンチなど、多数の監督を輩出していることでも知られる世界最古で世界最大級のインディペンデント映画の国際映画祭 第49回ヒューストン国際映画祭にて審査員特別賞を受賞。
2015年2月に熊本県内と東京にて撮影が行われ、二人独自の映像美と物語が交わることで、誰も見たことのない美しくも儚い映像世界が誕生した。

2016年7月16日より渋谷ユーロスペースにてレイトショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa