社会的テーマを“フィクション”で描く、若手監督の2作品を上映『人魚に会える日。』『ハルをさがして』

これまで多くの若手監督達の作品を上映してきたトリウッドでは、この夏「沖縄」「原発」というテーマを“フィクション”で描いた2作品を上映します。

まず「沖縄慰霊の日」に合わせて6/25（土）より始まる『人魚に会える日。』。
沖縄出身で現役の大学生でもある仲村颯悟監督が“今の沖縄の若者”の心情をホラーファンタジーで描き、地元・沖縄や東京・渋谷での公開時には「沖縄の若い人たちってこういう風に考えてるんですか？」といった大きな反響を呼んで連日超満員となった本作が、多くのの要望に応えてアンコール上映されます。

8/6（土）からは、震災後の福島を舞台に＜ひと夏の経験を通して成長する少年少女達＞を描く『ハルをさがして』をロードショー。
自主避難の際に残してきた愛犬を探す旅をする中学生達を、福島県いわき市・田村郡小野町ののどかな田園風景の中で瑞々しく描いた尾関玄監督の長編デビュー作で、数々の映画祭で幅広い世代から支持を集めています。

「沖縄」「原発」といった社会性のあるテーマを取り上げつつも、ドキュメンタリーとして強いメッセージを伝えるのとは別に、“フィクション”だからこそ描けるものがあると信じる彼らの挑戦を、ぜひその目で目撃して下さい。

———————————————————
『人魚に会える日。』（2014／93分）
2016年6月25日（土）よりアンコール上映！
初日には舞台挨拶も開催！

出演：儀間果南、平良優大、木村海良、知念臣悟、山城智二、Cocco 他
監督・脚本・撮影：仲村颯悟　照明：安里尚悟　音声：島野尋
主題歌：Uezu Kiyosaku（MONGOL800）　配給：RYU-GOATS
http://www.ningyoniaeruhi.com/

＜タイムテーブル＞
6/25（土）〜7/8（金）土日〜11:40／平日〜14:00
7/9（土）〜22（金）17:30│7/23（土）以降未定
※平日火曜定休

一般・大学専門：1,500円　高校：1,000円
中学生以下：800円　シニア：1,000円
リピーター割（前回鑑賞時の半券提示で）：当日一般・学生料金より300円引き
———————————————————

———————————————————
『ハルをさがして』（2015／93分）
2016年8月6日（土）よりロードショー！

出演：小柴大河、佐藤菜月、小泉凱、橋本一輝
洞口依子、小沢仁志　他
プロデューサー：内藤諭　脚本・監督：尾関玄
音楽監督：遠藤浩二　撮影監督：栗田東治郎　録音・整音：小牧将人
編集：石川真吾　主題歌：「呼んでくれ」（甲本ヒロト）
企画・製作・配給・宣伝：ISHIO　　http://www.lookingforharu.com/

＜タイムテーブル＞
12:30/14:30/18:30
※平日火曜定休

＜料金＞
一般：1,600円　大学・専門：1,300円
シニア：1,100円　高校以下・障害者：1,000円