2016年6月1日、アクション映画の「掟」をすべて撃ち破る、規格外のニュー・ヒーローが降臨!全世界120カ国で予想外のNo.1、3週連続1位を記録した全米では、名匠クリント・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』を押さえ、R指定作品史上ナンバーワンとなっていることでも話題の映画。
デッドプールとは、マーベルコミックの『X-MEN』シリーズに登場する異端児的なキャラクターで、赤い傭兵と呼ばれている。特殊部隊で活躍していたウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、悪い奴ら(チンピラ)をやっつける正義の味方だ。ある夜、プールバーで知り合ったヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と互いに一目惚れ。ベッドインも完璧だった二人は結婚の約束をする。だが幸せは続かない。激痛に倒れたウェイドを待っていたのは、末期ガンの宣告だった。愛する彼女に別れを告げた彼は、がんに負けない不死身の肉体を得るために人体実験を受けることを決意。案内された謎の施設で、自らも無敵の肉体を手に入れたエイジャックス(エド・スクライン)に悲惨な実験を繰り返される。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手に入れるのだが、その代償として全身を醜い姿にされてしまう。
最愛の彼女にボロボロの顔を見せることはできない。自前の赤いスーツに身を包んだウェイドは、デッドプールとなって自分の人生を台無しにしたエイジャックスへの復讐へと向かうのだが…。

※この度、映画『デッドプール』の本編映像が解禁となります※
https://www.youtube.com/watch?v=HV4xXxRNqHU

ペアルックのセーターを着て家でくつろぐウェイドとヴァネッサ。ベッドでくつろぐヴァネッサに「考えたんだ。なぜ相性がいいか」と問いかけるウェイド。「結論は?」とウェイドが楽しそうに話しかけると「君も俺もイカれてるから」と説明します。「パズルのコマは1つだといびつな形でも…」と続けると、ヴァネッサは「はめ合わせると完成する」と答え、息がぴったりの二人の様子が伺えます。
ベッドから立ち上げり、ヴァネッサはウェイドの方に手を置きながら「ひとつ聞きたいことがあるの、私と…」と真剣に話しかけます。そんなヴァネッサに向けて、ウェイドは可愛らしい飴の指輪を出しながら「結婚を?」とまさかのプロポーズ!驚きながらも「わかった?」と笑うヴァネッサ。「どこから出したの?」と聞くヴァネッサに対して、プロポーズなのにパンツも履いてないウェイドの姿が…。
その後に続く予告編では「俺はスーパーだが、ヒーローじゃない。でも愛する彼女が狙われたら、スーパーヒーローになっちゃうよ」と語るデッドプール。彼は世界のためでも、人類のためでもでもなく、自分のためだけに闘う、マーベル史上最も無責任で自己中心的なアンチヒーロー。ヒーローらしからぬ明るい毒舌家、主人公のウェイド・ウイルソン/デッドプールを演じるのはライアン・レイノルズ。「ピープル」誌が選ぶ「最もセクシーな男」に2010年に選ばれ、結婚後2016年には「最もセクシーなパパ」に選出と、その魅力は衰えるところを知りません。肉体派俳優としても地位を確立させた彼は、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(09)でもデッドプールを演じています。
笑っちゃうほどアクロバティックなアクションシーンと同じくらいラブストーリー展開も見逃せない映画『デッドプール』は6月1日(水)レディースデイ&ファーストデイに全国拡大ロードショーとなります。

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http://data.cinematopics.com/?p=53961

執筆者

Yasuhiro Togawa