悩める男を絶好調に一変させた“ある企て”とは?
人生の不条理を独特の哲学で描いたウディ・アレン監督最新作
“人はなぜ生きるのか?”という究極の命題をはらむダーク・コメディ『教授のおかしな妄想殺人』。奇抜なストーリー展開の中に人間の不条理さと滑稽さが入り混じり、ウディ・アレン流の皮肉なユーモアが炸裂する逸品が日本公開となる。
アレンは本作で監督・脚本を務め、主演は『her/世界でひとつの彼女』の個性派俳優ホアキン・フェニックス。初めてアレンとタッグを組み、一癖も二癖もある哲学教授エイブを魅力的に演じている。さらにヒロイン役に抜擢されたのは、前作『マジック・イン・ムーンライト』から続投となるエマ・ストーン。教授に惹かれていく女子大生ジルを、アレンの新たなミューズとして存在感たっぷりに演じた。

・各界の著名人からコメント殺到

本作は公開前でありながら映画評論家、関係者の口コミで、
マスコミ試写では連日ほぼ満席が続いている。
期待値の高さだけでなく、鑑賞後の満足度の高さも注目すべきである。本作に関して応援コメントが20人近く集まり、作品のテーマである「哲学」に精通した大学教授や作家、俳優、歌手、モデルと幅広い支持を得ていることがわかる。

石田純一
「追想してみると、人生ナンテ妄想のようなものなのか?
”殺人”なのにこんなに爽やかな映画は、ウディ・アレンのような映画の文法を知り尽くした映像作家しか創れないだろう。
いやぁ面白かった。」

茂木健一郎
「暗い衝動が、むしろ生きる糧となる。人間の「業」を受け止める視線が温かい。登場人物の誰もがユニークで、魅力的。
ウディ・アレンは人間を描く天才だ。」

やくみつる
「私も巷の評判じゃ、変わり者の部類。エイブ教授の‘妄想’に感化されそうになるが、幸い彼ほど人生に絶望してもいなかったW 
けれど、緻密な妄想は極上の愉悦でもある。」

各界の大物が太鼓判を押すほどの本作の劇場公開に期待が高まる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa