4 月 30 日(土)から都内&横浜で公開された『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』は、GW の 9 日間で動員 2000 人、売上は 300 万円を超え、6 月までのロングラン上映が決定しました。
特にメイン館のポレポレ東中野では、連日トークイベントが開催され、篠原勝之(鉄のゲージツ家)、中村誠一(ジャズミュージシャン)といった親交のあった方から、京極夏彦(小説家)、もふくちゃん / 福嶋麻衣子(音楽プロデューサー)といった影響を受けた方々が登壇し、連日多くの観客で賑わいました。

また客層も、小学生の親子連れから「おそ松さん」ファンと見られる若い女性、リアルタイムに漫画を読んでいた 50 代以上の夫婦、シニアと多岐に渡り、当時のテレビ映像に驚いた、エンディングのアニメーションとタモリさんの歌に感動した等々の感想が聞かれました。、更に作中にも登場する祖父江慎氏デザインのパンフレット(1,000 円)が、4 人に 1 人が購入するなどかなりの人気で、あらゆる世代に興味・関心を持たれている作品・人物だなあ、と改めて実感しています。

今月中旬から上映が始まる 4 館を加えた、全国 25 館での上映も決定し、5 月 7 日(土)の TBS テレビ「王様のブランチ」、雑誌「Quick Japan vol.125 」といった様々な媒体での<赤塚不二夫特集>の中で大きめに取り上げられるなど、これから更に一般に拡がって行く勢いです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa