原作・川村元気の感涙ベストセラー『世界から猫が消えたなら』。2013年の本屋大賞にノミネートされ、その後、文庫化、コミックス化、そして中国、韓国、台湾で出版もされて現在は累計発行部数120万部を突破!
“せか猫”の愛称で多くの読者に支持されてきた物語がこのたび映画化し、5月14日(土)にいよいよ公開初日を迎えます!
本日5月9日(月)、公開に先立ちまして、三越伊勢丹グループと東宝グループが映画「世界から猫が消えたなら」の公開に合わせて開催いたします、チャリティキャンペーンに関する記者会見を実施いたしました。
単独の企業でチャリティを行うことはあっても、異業種の2社がチャリティキャンペーンを組むというのはあまり前例がありません。株式会社三越伊勢丹ホールディングス・代表取締役社長執行役員の大西 洋(おおにし ひろし)氏、一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル代表の滝川 クリステル氏、そして、東宝株式会社・代表取締役社長の島谷 能成(しまたに よししげ)の3名が登壇し、今回のコラボレーションについて、また映画の感想などを語りました。

三越伊勢丹グループ × 東宝グループ 
“猫”がつないだチャリティキャンペーンが実現!

映画に登場する二匹の猫「レタス」と「キャベツ」のマスコットを全国のTOHOシネマズ(一部劇場除く)、三越伊勢丹グループ28店舗でチャリティ販売いたします。また今回、若い女性やカップルからも関心も持っていただけるよう、縁結びの神様として尊信を集める浅草・今戸神社で特別にご祈祷していただき、「お守りレタス・お守りキャベツ」として販売。チャリティ販売の利益金は「一般財団法人 クリステル・ヴィ・アンサンブル」を通じて、日本の犬猫の殺処分、放棄、虐待行為ゼロを目指す活動に役立てられるだけでなく、一部は、この度の熊本地震を受け、日本赤十字社を通じて被災地の支援に役立てさせていただきます。

・三越伊勢丹グループ各店では5月9日(月)、
TOHOシネマズでは5月14日(土)より販売開始。
(日本橋三越本店は5月7日(土)から先行販売)
・お守りレタス・お守りキャベツ マスコット 各300円
 (チャリティ金100円を含む/全4種/ボールチェーン・イヤホンジャック付/税込)
 ※なくなり次第終了とさせていただきます。
※チャリティのご参加は現金のみとさせていただきます。
※お取り寄せ、お取り置きは承れませんのでご了承ください。
 ※ご来店のお客さまに限らせていただきます。

滝川クリステルさんコメント
財団を2年ほど前に立ち上げ、活動しています。これまでも三越伊勢丹さんとは野生動物保護などのチャリティでもコラボさせていただいておりました。日本での殺処分は先進国の中でも多い数になっています。猫ブームと言われていますが、年間で十数万匹が殺処分され、8割が猫、さらにそのうちの6割が子猫です。
このような問題を知らなくても、映画を出演されている方が観たいということでご覧になる方、猫が好きでご覧になる方など、色んなタイプの方々に今回のマスコットを手にとって観て頂くことで殺処分ゼロを目指す活動を認知だけでもしてもらえれば。
すでに映画を観させて頂きました。猫を通して人間愛や親子の愛情の深さを感じ、私も涙してしまいました。本当に素敵な映画だなと思いました。
今回このような企画ができて、優しい気持ちが繋がっていくんだなと感じております。
もっと増えていくといいなと思います。

大西洋氏コメント
この場をお借りして、今回のプロジェクトをご一緒させて頂いた、滝川さん、島谷さんに改めてお礼申し上げます。三越伊勢丹ではチャリティ活動はずっとやってまいりましたが、色んな企業の方と社会活動が一緒に出来ればとかねてより考えており、今回「世界から猫が消えたなら」という作品があるということで、ご一緒することが出来ました。

島谷能成コメント
昨年の4月、新宿・歌舞伎町に複合ビルを竣工した際のイベントに大西さんにお越しいただき、お話してこの方と何かコラボレーションが出来ればと思いました。映画のお客様と、三越伊勢丹さんのお客様が同じだなと思い、今回のプロジェクトに至りました。
私も映画を観ました。素晴らしい映画です。私も泣いてしまいました。この映画のメッセージと、滝川さんの運動が訴えるメッセージも繋がっていると思っています。とても自然な流れでコラボレーション出来たなと感謝しております。
これをきっかけに大西さんとのお付き合いも深まり、次回はここで大西プロデューサーによる新作発表会が出来ればいいなと考えております(笑)。

一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル (チャリティ金贈呈先)
滝川クリステル氏が代表理事を務める団体。
2020年東京オリンピック・パラリンピックを目標に、犬猫の殺処分・放棄・虐待行為ゼロを目指す「プロジェクト・ゼロ」を活動内容として掲げています。
贈呈先としてチャリティの目的を具現化する他、滝川氏の発信力・影響力によりムーブメント化に協力いただきます。

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執筆者

Yasuhiro Togawa