『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で大ブレイクした人気No.1のイケメン俳優トム・ヒドルストン他、世界的人気を誇る英国俳優たちが勢揃いし、SF小説の巨匠、J・G・バラードの原作を完全映画化した『ハイ・ライズ』が8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開となります。
この度、本作のティザービジュアルが完成。劇場設置に先駆けて初めてお披露目となります! さらに、原作本が映画公開に合わせて復刊されることが早くも決定! つきましては、本情報をぜひご紹介いただきますよう、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
本作の舞台となる新築タワーマンション(=ハイ・ライズ)はラグジュアリーな内装や抜群の眺望のみならず、ありとあらゆる設備が整い、人々の生活の夢を具現化したかのような理想の住居空間。上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく40階建ての高層マンションで巻き起こる、皮肉な現代社会のヒエラルキーの崩壊。パーティ三昧の贅沢な毎日を過ごしていたセレブたちが堕落し、じわじわと崩壊していく様子をミステリアスかつアーティスティックな映像美で描いていく。
解禁となったビジュアルでは、“ハイ・ライズ”に住み始める主人公の医師ロバート(トム・ヒドルストン)が、漆黒の背景に身をゆだねている姿を大きく捉えた。ロバートら住民たちが上下階を行き来する以上に意味を持つことになるエレベーターでのワンシーンをもとにしたデザインで、「ようこそ、極上のハイ・ライフへ」というキャッチコピーは、極上の映像体験が待ち受ける本作のみならず、“ハイ・ライズ”という世界へといざなうフレーズにもなっている。
また、1980年に日本語版が発売され、Amazonでは一時10万円を超えるなど入手困難となっている幻のSFミステリー小説が、本作公開に合わせて「ハイ・ライズ」として創元SF文庫より7月8日に復刊されることが決定!
さらに、4月29日(金・祝)より特製ポストカードセット“ハイ・ライズの男達”付き前売鑑賞券(1.500円)も発売開始。このポストカードは、ヒドルストン演じるロバート、アカデミー賞受賞俳優ジェレミー・アイアンズ演じる建築家アンソニー、『ホビット』シリーズや『ドラキュラZERO』で人気を博すルーク・エヴァンス演じるTVプロデューサーのワイルダーという“ハイ・ライズ”に住む麗しき男性達3人を1人ずつ捉えた3枚セット。シンプルなデザインながら、表面の細部に至るまでこだわりが光る日本オリジナルデザインとなっている。
本作は、ヒドルストンやアイアンズ、エヴァンスのほか、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラーなど英国を代表するスターが勢揃いし、退廃的で官能的、ミステリアスで不条理、そしてどうしようもなく美しい上質なドラマを繰り広げる。監督は、『サイトシアーズ 〜殺人者のための英国観光ガイド〜』などを手がけ、イギリス内外で評価を高めているベン・ウィートリー。

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執筆者

Yasuhiro Togawa