アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟の華麗なる集大成ともいうべき最新作『ヘイル、シーザー!』。

この度、本日4月26日に36歳となるチャニング・テイタムの誕生日に合わせ、彼が美声を披露する劇中ミュージカルシーンの一部を解禁させていただきます!

★本編映像「Burt Performs No Dames」
公式YouTube:https://youtu.be/ojC_ZXl1GsY

1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む!

爽やかな笑顔とセクシーな肉体美で世界の女性を虜にしているチャニング・テイタム。『コーチ・カーター』(05)でスクリーンデビューして以来、アクション、青春、ラブストーリー、コメディとジャンルを問わない幅広い映画に出演し、大きな人気を獲得。2012年には『ピープル』誌が選ぶ「最もセクシーな男性」にも選出され、昨年には巨匠クエンティン・タランティーノ最新作の重要な役に抜擢されるなど、人気と実力の両方を兼ね備えた俳優です。チャニングと言えば、出世作となった『ステップ・アップ』でのストリートダンスや、『マジック・マイク』で見せたストリップダンスで踊れる俳優としても有名ですが、本作では色気のある歌声を披露。歌える俳優であることも証明しています!
ハリウッド黄金期の撮影所を舞台とした本作での役どころは、歌って踊れるミュージカルスター、バード・ガー二—。今回公開された映像はミュージカル映画の撮影中、海兵姿に扮したチャニングが見事な歌を披露する場面です。航海を前にした海兵になりきり、遠い目で海での女性との出会いのなさを歌い上げるチャニング。その美声とセクシーな仕草に、ファンならずともメロメロになるミュージカルシーンになっております。

コーエン兄弟の大ファンで、本作のオファーがあった際は二つ返事で引き受けたというチャニング。「脚本には3文ぐらいしか書いてなかったんだ。6〜7分のダンスと歌だよ。今まで映画で歌ったこともなかった。でも、よほどの大バカモノでなければ、コーエン兄弟からオファーがあったら当然誰でも『イエス』って言うだろう?」と、コーエン兄弟作品念願の出演であったことを明かしています。
そして「彼は歌とダンスが好きなんだよ。ミュージカルスターというものが本業なんだ。いろんなこともやっているけれど、これが彼の特技で、全てはここから始まっている」と自身が演じるバードが生粋のエンターテイナーであると解説。自身と同じく、歌って踊れるバード役柄をとても楽しんだようです。本作では、歌のほかにもタップダンスにも初挑戦。約3ヶ月の猛特訓を経て、『雨に唄えば』の俳優ジーン・ケリーを彷彿とさせる華麗なダンスも披露しています!

超豪華オールスターが個性的なキャラクターで登場し、数多くの見せ場のある本作。チャニング自身も、「ユーモアに溢れた魅力的な映画だよ。当時を舞台としたコーエン兄弟なりの面白い解釈だよね。本当に面白いエンターテインメント映画だよ。」とその仕上がりに太鼓判を押しています。チャニング・テイタムが見せる極上のパフォーマンスを是非、劇場でご堪能ください!

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執筆者

Yasuhiro Togawa