「日本におけるイタリア年」をきっかけに、2001 年春に始まった「イタリア映画祭」は、今年で 16 回目を迎えます。多くの映画ファンやイタリアファンの皆様に支持され、毎年1万人を超える観客が訪れ、ゴールデンウィーク恒例のイタリア文化を満喫出来る大きな映画祭に成長いたしました。
今回は 2015 年以降に製作された新作 12 本、大阪で 7 本上映します。東京ではヴィスコンティ生誕 110 年を記念するとともに、今年の初めに惜しまれつつ亡くなったスコーラを追悼して、両監督の歴史的名作を 1 本ずつ上映します。

今イタリアで最も有名な(!?)ケッコ・ザローネやカンヌ国際映画祭で受賞歴があるダニエーレ・ルケッティ、つい先日発表されたダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で受賞したガブリエーレ・マイネッティ監督や主演のクラウディオ・サンタマリアら、俳優、監督、スタッフ合わせて 9 名が来日し、開会式や観客との質疑応答(Q&A)、トークセッションを予定しております

★来日予定ゲスト★
ジュゼッペ・M・ガウディーノ (『あなたたちのために』監督)
イザベッラ・サンドリ(『あなたたちのために』脚本)
ダニエーレ・ルケッティ (『フランチェスコと呼んで』監督)
ラウラ・ビスプリ (『処女の誓い』監督)
マリア・ソーレ・トニャッツィ (『私と彼女』監督)
ピエロ・メッシーナ (『待つ女たち』監督)
ケッコ・ザローネ (『オレはどこへ行く?』主演)
クラウディオ・サンタマリア (『皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」』主演)
ガブリエーレ・マイネッティ (『皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」』監督)

会期・会場: 4 月 29 日(金・祝)〜5 月 5 日(木・祝)
有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町 2−5−1 有楽町マリオン 11 階)
主催:イタリア映画祭実行委員会、イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ
後援:イタリア大使館、イタリア総領事館(大阪のみ) 協賛:FCA ジャパン株式会社、フェラガモ・ジャパン株式会社
協力:株式会社 帝国ホテル、アリタリア-イタリア航空
公式サイト:http://www.asahi.com/italia/

<イタリア映画祭 2016 大阪>〜日本劇場未公開作品 7 本を上映〜
会期:5 月 7 日(土)〜8 日(日) 会場:ABCホール(大阪市福島区福島 1‐1‐30)

執筆者

Yasuhiro Togawa