舞台は、応仁の乱から戦国時代に移り変わる戦乱の世。「苦しくても、なぜ生きねばならないのか」と悩む人々に、親鸞聖人の答えを伝え、浄土真宗を日本中に広めた蓮如上人を演じるのは、アニメ声優初挑戦となる里見浩太朗。「水戸黄門」の黄門さまをはじめ、時代劇で幅広く活躍してきた里見浩太朗ですが、僧侶役は意外にも初めてと初物づくしとなっています。予告編では、歴史上の人物でもある蓮如上人が法話を説く姿を説得力ある声で演じているシーンが起用されていますが、当初、水戸光圀のイメージでのアフレコを考えていたところ、映像を見て、より若々しい声を出す事を心掛けたとの事です。1957年のデビューから、映画の全盛期を経て、TVドラマへの出演と、日本の芸能史そのものといえるキャリアを持ちながら、最近では「リーガルハイ」での、主人公を陰で見守る謎の事務員:服部役など、現代劇での出演も目立つ等、齢80歳を迎える今年でも、新境地に意欲を燃やす里見浩太朗が演じる。

★里見浩太朗コメント
59年の俳優人生の中で、初のアニメ声優、初の僧侶役に挑戦しました!
初めてづくしでしたが、大いに楽しんで演じさせて頂きました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa