超過激なアポなし突撃取材で、銃規制、対テロ戦争、医療制度、資本主義など、社会問題を一刀両断してきたマイケル・ムーア待望の最新作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』が5/27(金)より全国公開となります。
この度、マイケル・ムーアがノルウェー王国の刑務所に潜入した本編映像が特別解禁となりました。

アメリカ復権をかけて、ヨーロッパのジョーシキを侵略することになったマイケル・ムーアが訪れたのは、陽光がふりそそぐ牧歌的な場所。実はここ、世界で最も再犯率が低いノルウェー王国の刑務所なのだ。社会復帰のための施設である刑務所といえば、誰もがイメージするのは強固なコンクリートの狭い空間…のはずが、ここはかなり様子が違う! サングラスをつけ、ダンガリーシャツを着た男性に「囚人に面会を」と声をかけると、「受刑者に? 俺もその一人だ」と笑顔の返答。自転車に乗った刑期4年のルーに案内された宿舎は、なんと二階建ての一軒家。広いリビング、窓の外には芝生、PCもある書斎にはヌードのポスターが貼られているではないか!「これが独房?」と唖然とするムーアが、夜の施錠について尋ねると、「鍵を持っているのは俺だけだ」と指を鳴らす。 刑期8年のベキは「TV、バスケ、自転車、ランニング、水泳、釣り」をしている。但し、川の反対側に泳いで渡ることは「脱走と思われる」から禁止されている。向こうからこっちに泳ぐのはOKだと笑うのは、刑期11年のヴォイチェフだ。 キッチンで取材に応じたのは、顔にタトゥーを入れた刑期11年の殺人犯トロンド。「君の後ろにあるナイフの山が気になる」というムーアに、誰も全く気にしないとクールに応じる。「調理器具は武器じゃない。腕を振るうだけだ」と満面に笑みを浮かべたヴォイチェフ。そして、「これが一番切れる」と彼が手にするのは巨大な出刃包丁だった! 宿舎が一軒家、ナイフや包丁OKの刑務所を擁するノルウェー王国には、まだまだムーアの知らない“ジョーシキ”が隠されているのだ!
驚きと笑い、そして感動に満ちた、マイケル・ムーアの集大成『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』は、5月27日(金)より全国ロードショー。

https://www.youtube.com/watch?v=rfn40NE_aNs

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執筆者

Yasuhiro Togawa