この度、2016年1月29日〜31日に、ロンドンで初めて日本映画のみを一挙特集上映するBrick Lane Japan Film Festivalを開催することが決定致しました。Brick Lane Japan Film Festival(以下、BJFS)は、熱量と実力のある若手監督の作品と、日本ならではの表現で味わい深く人気のある作品を織り交ぜながら、「日本映画らしさ」にフォーカスした「生き様」「女の友情」「発見」「愛と悲劇」の4つのテーマに分けて3日間に渡り、合計7作品を上映します。イギリスの下北沢とも言えるイーストロンドンのブリックレーンで上映することにより、今まで日本映画に触れた事のない一人でも多くの人に魅力を発信することが、本イベントの目的です。当日は日本酒やビールの配布も予定しており、お酒を飲みつつ日本映画の世界に浸るひとときをお届けします。

■上映テーマについて
①「Way of Life」
作中では様々な人間の生き様(Way of Life)が登場。日本人独特の感情や生き方を、
世界的にも注目される北野武監督の代表作『HANA-BI』を通して伝えていく。
(上映作品:『HANA-BI』)

②「Girl’s BFF」
日本映画にしかない独特な”女どうしの友情”の形を紹介。ヤンキーとロリータ、
秘密を共有する同級生、奇妙でスリリングな二人の関係は新感覚。
(上映作品:『下妻物語』『かしこい狗は、吠えずに笑う』)

③「Discovery」
地域の人と過ごすうちに成長していく『キツツキと雨』、
都会へ上京してきた大学生の日常を描く『横道世之介』。
田舎と都会で登場人物が体感する「発見」に焦点を当てることで、
一歩踏み込んだ日本の日常を感じてほしい。
(上映作品:『キツツキと雨』『横道世之介』)

④「Love & Tragedy」
最後のテーマは「愛と悲劇」。どの国の映画にも存在するビッグテーマの一つだが、
本特集では日本映画ならではの愛と悲劇を描いた2作品をフォーカス。
激しくストレートではなく、静かで切ない心突き刺さるドラマに魅了される。
(上映作品:『アヒルと鴨のコインロッカー』『告白』)

名称    Brick Lane Japan Film Festival
開催日時  2016年1月29日(金)30日(土)、31日(日) 
開催会場   5th Base Gallery   URL:http://www.5thbase.co.uk
料金    1作品5ポンド/事前メール予約料金4ポンド
主催    Brick Lane Japan Film Festival実行委員会(代表:林 健太郎)
協力    Third Window Films URL:http://thirdwindowfilms.com/

公式サイト http://bjff2016.com

執筆者

Yasuhiro Togawa