2016年3月18日(金)より東宝東和が配給いたします映画『リリーのすべて』。
この度発表された第22回全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)にて、主演男優賞にエディ・レッドメイン、助演女優賞にアリシア・ヴィキャンデルがノミネートされました。

アカデミー賞最有力との呼び声も高い本作は、今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いのドラマを、心揺さぶる演技と演出で綴りあげた感動作です。
アイナー・ヴェイナーの心の中で生まれ、やがてひとりの女性としての人生を獲得していくリリー・エルベを演じるのは、エディ・レッドメイン。アカデミー賞主演男優賞に輝いた『博士と彼女のセオリー』以上の難役に挑んだ彼は、アイナーとリリー双方の葛藤と成長を圧倒的な演技力で演じきり、2年連続のオスカー受賞を予感させます。
そんなエディに負けない存在感を発揮しているのが、ゲルダ役のアリシア・ヴィキャンデル。『コードネーム U.N.C.L.E.』と本作に続き、『ボーン』シリーズ新作のヒロインにも抜擢された彼女は、ルイ・ヴィトンの今季秋冬キャンペーンの顔としても活躍する旬の女優。本作では、リリーと共にゲルダが味わう悲しみと、それを乗り越えていく愛の強さを鮮やかに表現。その演技には、エディと並びオスカー候補確実の声が上がっています。

『博士と彼女のセオリー』で英米のアカデミー賞を制覇し、若手演技派スターのトップに躍り出たエディ・レッドメインと、先日、第15回ニューヨーク映画批評家オンライン賞のブレイクスルー演技賞を受賞した、今最も活躍する旬の女優アリシア・ヴィキャンデル。第20回サテライト賞のノミネートに引き続き、第22回全米映画俳優組合賞でもノミネートとなった2人ですが、今後の賞レースから目が離せない存在感を放っています!
本日発表となる第73回ゴールデングローブ賞のノミネート発表にも、ぜひご注目ください!!

 第22回全米映画俳優組合賞(SAG賞) ノミネート発表 
主演男優賞 (エディ・レッドメイン) / 助演女優賞 (アリシア・ヴィキャンデル)

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執筆者

Yasuhiro Togawa