アントニ・ガウディ世紀のプロジェクト「サグラダ・ファミリア」にまつわるドキュメンタリー映画『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』が12月12日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開いたします。

本作の公開を記念し、公開初日にトークイベントを実施することとなりました。
ゲストには、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの舞台デザインを手掛け、今年の夏、大好評で幕を閉じた展覧会「特別展 ガウディ×井上雄彦 」の公式ナビゲーターも務めるなど、多岐に渡り活躍されている建築家の光嶋裕介さんと、ガウディ研究家としても知られ多くの著書を発表している建築家の入江正之さんをお招きいたします。

ガウディ没後100年となる2026年に完成が発表されたサグラダ・ファミリア。当初完成までに300年かかるとされ、現在までに133年もの年月が経っても未完成の建造物が、果たしてあと11年で完成となるのか!?未だ謎の多いサグラダ・ファミリアと建築家として生涯を貫いたガウディについてお話いただきます。

なお光嶋さんは「建築には、その建築に携わった人の数だけ「想い」が宿る。この映画を通して私たちは、愛情を注ぎ、情熱を込めながらつくり上げられた幸福な建築の神秘的な姿を目の当たりにする」と本作へ賞賛コメントを寄せています。

詳細→http://www.uplink.co.jp/sagrada/event.php

【イベント概要】
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未だ謎の多いサグラダ・ファミリアと建築家として生涯を貫いたガウディについて徹底解説!!

■日時: 12月12日(土)13:05の回上映終了後/イベント時間 14:55〜15:20頃

■会場:YEBISU GARDEN CINEMA (渋谷区恵比寿4-20-2恵比寿ガーデンプレイス内)

■料金:当日一般1,800円、大学生・高校生1,500円、シニア1,100円、プライベートシート2,000円

■登壇者:光嶋裕介(建築家)、入江正之(建築家・早稲田大学教授)

※オンライン予約は12月9日(水)午前0時より販売開始となります。
詳細はこちら http://www.unitedcinemas.jp/yebisu/index.html

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<プロフィール>

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ) 
建築家。一級建築士。1979年、米ニュージャージー州生まれ。2002年早稲田大学理工学部建築学科を卒業。2004年早稲田大学大学院修士課程建築学専攻、修了。2004 – 08年ドイツのベルリンにあるザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツに勤務。2008年 -光嶋裕介建築設計事務所を開設。2012 – 15年、首都大学東京にて助教、桑沢デザイン研究所および大阪市立大学で非常勤講師をつとめる。2015年 -神戸大学客員准教授。主な作品に《彩輝館》(2015)など多数。主な著書に、『みんなの家。〜建築家1年生の初仕事〜』(アルテスパブリッシング)、『幻想都市風景』(羽鳥書店)、『建築武者修行—放課後のベルリン』(イースト・プレス)など。

入江正之(いりえ・まさゆき)
1946年生まれ。建築家・早稲田大学教授。工学博士。1977~78年バルセロナ建築大学ガウディ講座留学。1990年「アントニオ・イ・コルネットに関する一連の研究」で日本建築学会賞受賞。『アントニオ・ガウディ論』(早稲田大学出版部)、『ガウディの言葉』(彰国社)、『図説ガウディ』(河出書房新社)他著訳書多数。建築作品に《実験装置/masia2008》(第22回村野藤吾賞)、《行燈旅館》(日本建築学会作品選奨)、《明善寺》、《漱石山房記念館設計コンペ1位》等多数。

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執筆者

Yasuhiro Togawa