アメリカを始め全世界で大ベストセラーとなったSFミステリー小説“The 5th Wave”の邦題が『フィフス・ウェイブ』に決定し、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給で2016年4月23日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。

主演はクロエ・グレース・モレッツ。地球外の知的生命体<アザーズ>から攻撃を受け、恐怖に慄き翻弄される孤独なヒロイン、高校生のキャシーを演じる。見えない敵=<アザーズ>により破壊されていく地球の迫力あるディザスター映像、人間の“中”に入り込んだ<アザーズ>と、すべての繋がりを絶たれてしまった<本当の人間>との心理戦がミステリータッチで描かれ、一瞬たりとも目が離せない!誰が敵か味方かわからないまま孤独なサバイバルを強いられるキャシーの前に、人類滅亡の第5の波が迫る!果たして<アザーズ>の正体とは?そして彼らの目的は?第5の波≪フィフス・ウェイブ≫が来る前に、人類は<アザーズ>を見抜き、彼らの目的を阻止できるのか——?

主役を演じるクロエ・グレース・モレッツは米タイム誌が選ぶ“2014年最も影響力のあるティーン25人”の一人にも選ばれ、いま世界で最も注目される18歳。『キック・アス』のヒット・ガール役で爆発的な人気を得、続く『イコライザー』や『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』への出演でも話題となり、日本でも人気&知名度ともに急上昇。共演者は、キャシーが憧れを抱く青年ベン役に『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソン、旅先で知り合う謎の若い男性エヴァン役にイギリス人俳優アレックス・ロウ、そして軍の指揮官ヴォーシュ役に『ソルト』のリーヴ・シュレイバーが扮している。

監督は『アリス・クリードの失踪』で注目されたJ・ブレイクソン、脚本は『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたスザンナ・グラント。プロデューサーにはスパイダーマンシリーズのトビー・マグワイアが名を連ねている。リック・ヤンシーによる原作は2013年に出版され、21週間ニューヨークタイムズ のベストセラーとなり、ハードカバーは約300,000部、電子書籍としては80,000部を販売。イギリスでは2014年のレッドハウス・チルドレンズ・ブック賞を受賞。3部作の2作目“The Infinite Sea” は2014年9月に出版され、3作目の“The Last Star”も2016年に発売が予定されている。米国公開は2016年1月15日を予定。

初解禁された予告映像に描かれるのは、正体不明の物体が突然空を覆いつくし、上空を見つめる人々。突然の停電、落下して爆発する飛行機、崩れ落ちるロンドン・ブリッジ。そして瞬く間に広がる、伝染病。人類の99%が死滅した中、生き残った少女キャシーは離れ離れになった弟を探すために一人生き抜こうとする。おびえながらも銃を構える彼女の瞳が見つめる先には——。

▼予告編
 https://youtu.be/zGD3eudUlp8

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執筆者

Yasuhiro Togawa