平素よりお世話になります。この度、昨年のサンセバスチャン国際映画祭にてグランプリ・監督賞をダブル受賞したカルロス・ベルムト監督『マジカル・ガール』(「MAGICAL GIRL(原題)」)の日本公開が来年3月に決定いたしました!

独創的なストーリー。全編を貫くブラックユーモア。まったく先読みできない巧みな構成。そして想像を絶するラスト!
アルモドバルもほれ込んだ!スペインの驚異の新鋭カルロス・ベルムト衝撃の劇場デビュー作です。

何年かぶりに心を打たれる衝撃的な映画に出会った。監督のカルロス・ベルムトは、深く、予測不可能なツイストによって、すべてのシークエンスで観る者を驚かせる。思いがけなく現れた宝石のような映画『マジカル・ガール』。私はこの映画を猛烈に愛する。
—ペドロ・アルモドバル(映画監督)

<ストーリー>白血病で余命わずかな少女アリシアは、日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファン。彼女の願いはコスチュームを着て踊ること。娘の願いをかなえるため、失業中の父ルイスは、高額なコスチュームを手に入れることを決意する。この彼の行動が、心に闇を抱える女性バルバラと、訳ありの元教師ダミアンを巻き込んでいく。出会うはずのなかった彼らの運命は予想もしない悲劇的な結末へ・・・。

「魔法少女ユキコは悲劇のはじまり。」というコピー、黒い背景に浮き上がる女の顔。彼女は誰なのか?額に走る傷は、何のなのか?謎が謎を呼ぶ、ティザービジュアルもこの度解禁!

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執筆者

Yasuhiro Togawa