この度、『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』、『コンフェッション 友の告白』の人気俳優チュ・ジフンが大胆なベットシーンに初挑戦したことでも話題となっている“The Treacherous(英題)”が邦題を『背徳の王宮』として2016年3月19日(土)より全国公開することが決定いたしました。

本作は、快楽をむさぼる暴君と、王を利用し天下を取ろうとする家臣、生きるために“王の女”の座を目指す1万人もの美女たちによる、権力の座を奪いあう愛憎劇。家臣の視点で見つめた時代の騒乱と、暴君としてだけではない“人間・燕山君”の知られざる一面などが、これまでの王朝絵巻とは異なる新鮮な視点で描かれています。主演は、『コンフェッション 友の告白』の人気俳優チュ・ジフン。野心を抱く家臣役でそのカリスマ性を極限まで高め、緊迫の人間ドラマに深い奥行きを与えています。自身初の時代劇で凄まじい変貌を遂げ、王を演じたのは、『サイコメトリー〜残留思念〜』で熱血漢を演じたキム・ガンウ。喜怒哀楽をさらけ出す難役を熱演。さらに、デビュー作『情愛中毒』でソン・スンホンの相手役を務めた妖艶な女優イム・ジヨンと、ミラノ国際映画祭主演女優賞に輝くイ・ユヨンら“注目の次世代ミューズ”がフルヌードの濡れ場を大胆に演じ、その“艶技”で作品に華を添えています。監督を務めたのは、『僕の妻のすべて』『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』などコンスタンントにヒット作を生み出しているミン・ギュドン。野望と欲望うずまく史劇に初挑戦し、エロティックかつ人間的な官能時代劇を誕生させました。また、『黒く濁る村』で第47回大鐘賞映画祭美術賞を受賞したイ・テフンが美術監督、『王になった男』『マラソン』で大鐘賞映画祭 音楽賞を受賞しているキム・ジュンソンが音楽監督を務め、幻想的な水上宴会の群舞や、時代の風情を表現した宮廷の装飾や音楽などを生み出し、その手腕が作品に重厚さを与え、情感を大いに深めています。

2016年3月19日(土)より シネマート新宿ほか全国順次ロードショー!

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執筆者

Yasuhiro Togawa