「猫」をテーマに、4人の若手クリエイターが短編作品で真剣勝負した『4/猫-ねこぶんのよん-』が12月12日(土)より、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開いたします。

今年は、『猫侍 南の島へ行く』(9/5)、『先生と迷い猫』(10/10)、『猫なんかよんでもこない。』(2016年公開)と、猫がキーとなる作品が秋から相次いで公開する猫ブーム年。そしてこの度、猫の愛くるしい仕草が印象的な予告が解禁となります。

今年は猫ブーム!猫の「のり子ちゃん」の活躍に大注目!!
本作に登場する猫ののり子ちゃんは、猫2匹とダメボクサーの感動の実話人気マンガを基に実写映画化した2016年公開予定『猫なんかよんでもこない。』(山本透監督/風間俊介主演)にも出演する売れっ子猫。4つの物語で、ある時は優しく寄り添い、ある時は物語を思わぬ方向へと導き、またある時は大切な愛に気づかせてくれる、そんなのり子の演技にも注目です。現場でのNG集は作品のエンディングに収録されています。

数々の若手監督を発掘してきたSKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザが手掛ける!若手クリエイターが織りなすオムニバス!!
SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザの若手映像クリエイター支援プログラム「Go-all」から、「一匹の猫が住みつく、とある駅を利用する市井の人を描く」というたった1つのルールを守り、今後が期待される若手映画監督4人がそれぞれ個性的な短編作品を生み出しました。解散の危機を迎えた漫才コンビの顛末を描く『猫まんま』(上田慎一郎監督)、女子中学生の嘘のメールが招いた思いがけない事態を描く『ひかりと嘘のはなし』(早坂亮輔監督)、スリを働く母娘の絆を描く『一円の神様』(浅沼真也監督)、休業中のホテルの支配人と事情を抱える宿泊客の交流を描く『ホテル菜の花』(中泉裕矢監督)。三浦誠己、木南晴夏、柴田杏花、長谷川朝晴、山田キヌヲ、朝倉あき、山中崇といった実力派俳優、若手俳優が見事なアンサンブルで心温まる人間ドラマを織りなします。あなたの心に残る作品は、一体誰の作品か?一匹の猫が物語を繋ぐ、新しいオムニバス映画がここに誕生しました!

とある駅に住みつく一匹の猫が誘う、どこか不器用な人間たちの4つの物語
上田慎一郎監督『猫まんま』
漫才コンビを組む笑太と美帆子。2人が生み出したカップル漫才の人気も上々で、全国進出のチャンスが巡ってくるが、美帆子はコンビを解散したいと言い出す。そんな時、父の訃報が届いた笑太は、ある決意をする。

早坂亮輔監督『ひかりと嘘のはなし』
SF好きの女子中学生ひかりは、「私はあなたの未来の娘です」という嘘メールを、面白半分で見知らぬ相手に送る。すると、ひかりの突飛なタイムトラベル話を信じる男が現れ、2人は未来のためにある行動に出る。

浅沼真也監督『一円の神様』
生活のためにスリを働く母親の祈々と娘の心々。2人は普通の生活を送ることを夢見て、間借り生活をしながらお金を貯めていた。ある日、捕まりそうになったことを機に、新たな土地で新しい生活を始めるが…。

中泉裕矢監督『ホテル 菜の花』
秩父の山奥に佇む民宿のようなホテル菜の花。休業中のホテルには、物静かな支配人の織田と、どこか奇妙な三人の男が住み着いていた。そこに、ある事情を抱えた女性がやって来て…。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=NTzp_ERgA2k

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54112

執筆者

Yasuhiro Togawa