12月27日(日)東京国際フォーラム・ホールC(東京)、28日(月)フェスティバルホール(大阪)にて、生誕50周年を記念して「サンダーバード in コンサート 〜トレーシー・アイランドからの招待状〜」を開催いたします。また、本コンサートに関する新スポットを公開いたしました。

「5(ファイヴ)、4(フォー)、3(スリー)、2(ツー)、1(ワン)」とナレーションが流れ、爆音とともにサンダーバードが飛び立つ。このスポットを見て懐かしい想い出が蘇ってくる人もいらっしゃるでしょう。

世界各地で発生した事故や災害から、スーパーメカを駆使して人々を救う「国際救助隊」(International Rescue:IR)の活躍を描いたこの作品は、ジェリー・アンダーソンによる「スーパーマリオネーション」とよばれる革新的な演出手法、スリリングなストーリー、独創的なキャラクター設定などで、日本でも圧倒的な支持を獲得。その後の日本の特撮、アニメーションにも大きな影響を与えました。また、誕生50周年となる今年、イギリスでは4月から、日本でも10月から新シリーズ「サンダーバードARE GO」がNHKで放送されるなど、記念すべき年に、再びブームがおきようとしています。

今回のコンサートは、カウントダウンから始まるおなじみのメインテーマをはじめ、作品を彩るバリー・グレイの音楽が、懐かしい映像とともにウインドオーケストラによって蘇ります。
バリー・グレイによるスコアを、今回特別にアレンジした吹奏楽による迫力ある演奏に加え、通常のシネマコンサートとは異なり、ゲストによる制作の裏側などのトークもあり、見どころたっぷりのコンサートです。

■コンサートのみどころ【1】
<スリリングなストーリーを再体験!>
コンサートでは、まずサンダーバードの活躍をストーリーから追います。
例えば第1話「SOS原子力旅客機」。舞台は2065年。超高速の原子力旅客機「ファイヤーフラッシュ号」に、悪の商人ザ・フッドが爆弾を仕掛ける。
車輪を出して着率すると爆発してしまい、飛び続けても乗員乗客が放射能汚染に侵されてしまう。タイムリミットが迫る中、国際救助隊(IR)が出動、高速エレベーターカーを駆使して、何とか無事着陸させる。しかし、解決までの極限状態では、イギリス空軍による作戦の失敗、高速エレベーターカーのアクシデントなど、すんなりと解決しない、ドキドキハラハラの展開となる。

このハイライトシーンを、劇中で流された「Deadly Plot」、「Fireflash Landing」、「FAB 1 Pursuit」など緊迫感あふれる音楽とともにお楽しみいただきます。サンダーバードのエピソードは、どれも手に汗を握る展開で、バリー・グレイの音楽も効果的に使われています。IRメンバーとスーパーメカの活躍を、Osaka Shion Wind Orchestraの迫力ある演奏でお届けいたします。

■コンサートのみどころ【2】
<個性的な登場人物たちに再会!>
2つ目のパートでは、個性的で頼もしい、そして少し愛らしい、IRメンバーたちキャラクターにフォーカスします。
元アメリカの宇宙飛行士で世界的な大富豪、ジェフ・トレーシーは、秘密裏に国際救助隊(IR)を設立。活動の拠点となるのは、南太平洋に浮かぶ孤島、トレーシー・アイランド。ジェフの指揮のもと、ブルーの制服に身を包み、サンダーバード・メカに乗り込むのは、ジェフの5人の息子たち、スコット、ジョン、バージル、ゴードン、アランである。

このパートではゲストを迎え、各キャラクターの魅力や、スーパーマリオネーションの特徴とその演出の斬新さなどについて語っていただきます。
また、トレーシー一家と同時に作品に彩りを添えるのが、ロンドンで専属諜報員として協力するペネロープ・クレイトン=ワード(英国版の声は、プロデューサーのジェリー・アンダーソン夫人、シルヴィア・アンダーソン。日本語吹替えは、黒柳徹子さん)。ここでは「ペネロープのテーマ」や、第4話「ニューヨークの恐怖」(4号が活躍!閉じ込められてIRによって救出されたテレビキャスターは、自分の番組でIRを称えるが、メンバーたちがその番組を観覧席から見ている、というオチが秀逸!)で使われた楽曲などをお楽しみいただきます。

■コンサートのみどころ【3】
<ハイライトは、サンダーバード・メカをたっぷりと!>
最後のパートでは、やはりメカの魅力を余すところなくお届けします。
サンダーバードは1965年、100年後の2065年を舞台に制作されています。今年でその半分、50年が経ちました。50周年を記念して制作された新作シリーズでは、50年の時を経て、メカやツールなどがリアリティを帯びた形で再現されています。
ここでは新作のシーンなども併せて観ていただきつつ、放送当時、子供たちが熱狂した1号から5号までのメカの乗り込みシーン、発射シーンをダイジェストでお楽しみいただきます。このパートでも、特別ゲストの参加を予定しています。
音楽は、バリー・グレイが残した「サンダーバード組曲」のオリジナルスコアを今回特別に吹奏楽用にアレンジし直したバージョンでお届けします。
そして放送当時見ていた世代にはたまらない、日本語のテーマ曲コーラスを再現します。本国のオープニングにはなかった日本独自のオープニングテーマ。口ずさんだ人も多かったのではないでしょうか。是非、コンサートではコーラスに合わせて会場全体で歌っていただきたいと思います。

演奏楽曲の一部は発表されており、サンダーバード メインタイトル、第1話「SOS原子力旅客機メドレー」、サンダーバード組曲より第1楽章ほかが予定されています。また、来場者の皆様に無料特典をプレゼントいたします。

懐かしの映像とともに生演奏で甦る「サンダーバード」の世界観を是非ご体感ください!

【公演情報】
<東京>
日時:2015年12月27日(日)
   13:30開演(13:00開場)/17:00開演(16:30開場)
会場:東京国際フォーラム・ホールC(有楽町)
料金:S席¥7,800/A席6,500(税込・全席指定)
   ※ 3歳未満入場不可
演奏:Osaka Shion Wind Orchestra

お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799
(オペレーター受付時間:平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)
http://www.kyodotokyo.com/thunderbirds

<大阪>
日時:2015年12月28日(月)
   18:30開演(17:30開場)
会場:フェスティバルホール
料金:S席¥7,000/A席6,000(税込・全席指定)
   ※ 3歳未満入場不可
演奏:Osaka Shion Wind Orchestra

お問い合わせ:キョードーイーンフォメーション 0570-200-888
(オペレーター受付時間:10:00〜18:00)

執筆者

Yasuhiro Togawa