『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開となる2015年“STAR WARS YEAR”の盛り上がりは、2月に北海道で開催された[第66回さっぽろ雪まつり]の『雪のスター・ウォーズ大雪像』、4月には、最高“6時間待ち”という現象も生み出した『スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。』(東京から順次全国開催)、6月:世界初の公式アートとして新キャラクターBB-8も描かれる青森県田舎館村の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』田んぼアート、8月:青森ねぶた祭りに『スター・ウォーズのねぶた』が登場、9月4日の『FORCE FRIDAY』ではついに新商品が全世界で同時発売、と、12月の映画公開前にしてその熱気は日本各地へ勢いを増している。

そんな老若男女を巻き込んだ“スター・ウォーズ現象”の中、次に盛り上げるのは鳥取砂丘“砂のスター・ウォーズ”。史上初めて、ルーカスフィルムが公認し、ウォルト・ディズニーがそのデザインの監修に携わって登場キャラクターが<砂像アート>として制作され、この度、[お披露目式]が開催された。式典には自身もスター・ウォーズ ファンだという深澤義彦鳥取市長を始め、砂像制作に携わった鳥取砂丘砂の美術館総合プロデューサー茶圓勝彦氏が登壇。続いて「スター・ウォーズ」全作品に登場する人気キャラクターC-3POが登場し、自身の砂像、そして長年の相棒R2-D2、そして丸いボディでコロコロと動く姿が愛らしく新たな人気を獲得しているキャラクターBB-8の砂像を満足そうに確認した。また、今回の式典で日本初登場となる、より現代的な新デザインのストームトルーパーも視察に登場。日本初登場が、今注目を集める“鳥取”という事もあり、県内外から集まった観衆も大きな歓声を上げ大盛り上がりとなった。
さらに、昨年“世界最大の傘踊り”としてギネスにも認定された<鳥取しゃんしゃん祭り>で使用される“しゃんしゃん傘”を使ったスター・ウォーズ オリジナルの傘踊りを、集まった園児たちが一生懸命披露すると会場からは「カワイイ!!」「頑張れーー!」とBB-8にも負けない愛らしい姿に思わず声が漏れ、駆けつけたC-3POとストームトルーパーも大満足の様子を見せていた。

深澤義彦鳥取市長 コメント
「この鳥取砂丘を「砂のスター・ウォーズ」の発表の場に選んでいただいて光栄です。そして、無事に砂像が完成し、こうしてお披露目できることをとても嬉しく思います。この「スター・ウォーズ」の砂像を通して、「砂の美術館」を中心に「砂像のまち鳥取」を全国、全世界の人に知って欲しい。」

茶圓勝彦氏 コメント
「世界中の誰もが知っている「スター・ウォーズ」のキャラクター作ることは、大変なプレッシャーでしたが、無事完成してとても嬉しく、誇りに感じます。宇宙空間を砂で表現するというのは、新しい挑戦でした。Xウィングやタイ・ファイター、ミレニアムファルコンが「飛ぶ」臨場感を表現するのに苦労しました。また、キャラクターのディテール、特にC-3POの腕の部分などはとても難しかった。このスター・ウォーズ砂像は、一番上部分が「宇宙空間」、その下に「キャラクター」、そしてその下に「鳥取砂丘」を表現しています。」

新たなる3部作の幕開けとなる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に世界中が注目する中、「スター・ウォーズ現象」はとどまることを知らず、10月25日(日)には、日本最大級のハロウィン・パレード「カワサキ ハロウィン2015」を席巻する事になる「スター・ウォーズ」旋風。いまや“映画”という枠を超え、オリンピックやサッカーワールドカップと並ぶ世界最大のイベントと目され、常に新しい動きに対し、日本、そして世界中が注目している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa