「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」に続く「ノイタミナムービー第2弾」として発表され、大きな注目を集めている「Project Itoh」。2009年に34歳で夭折した小説家・伊藤計劃(いとう・けいかく/1974-2009)が遺したオリジナル長編小説「虐殺器官」「ハーモニー」、そして彼が遺した30ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継いで完成した「屍者の帝国」の3作品が「Project Itoh」として劇場アニメ化され、10月2日(金)より「屍者の帝国」、11月13日(金)より「虐殺器官」、そして12月4日(金)より「ハーモニー」が公開されることが決定いたしました。

メインビジュアル解禁!!

プロジェクト第2作目となる11月13日(金)公開「虐殺器官」のメインビジュアルが、9月19日(土)からの劇場掲示に先駆け、本日9月17日(18時)に解禁となります。
原作は「ゼロ年代最高のフィクション」と称えられ、SF、アクション、ミステリ、といったジャンルで区分けされることなく、文庫版の帯には小島秀夫、宮部みゆき、伊坂幸太郎からの絶賛のコメントが大きく掲出された伊藤計劃氏のデビュー作。
伊藤氏の作家性の根源が反映された本作を、日本屈指の演出家であり卓越したアニメーターでもある村瀬修功が監督、シャープなアクションで国内外にファンの多いスタジオ・マングローブが制作する。
この度解禁されたメインビジュアルは、redjuiceによる描き下ろし。
手前に主人公クラヴィス・シェパード大尉、奥には彼が追う男ジョン・ポールの姿が!
クラヴィス率いるアメリカ情報軍特殊検索群i分遣隊は、暗殺を請け負う唯一の部隊。戦闘に適した心理状態を維持するための医療措置として「感情適応調整」「痛覚マスキング」等を施し、更には暗殺対象の心理チャートを読み込んで瞬時の対応を可能にする精鋭チームとして世界各地で紛争の首謀者暗殺ミッションに従事。そんな中、浮かび上がる一人の名前ジョン・ポール。数々のミッションで暗殺対象リストに名前が掲載される謎のアメリカ人言語学者だ。彼が訪れた国では必ず混沌の兆しが見られ、そして半年も待たずに内戦、大量虐殺が始まるが、その頃にはジョンは忽然と姿を消してしまう。彼が、世界各地で虐殺の種をばら撒いているのだとしたら…。
本作の物語のキーを握る、クラヴィスとジョン・ポールの運命の対峙を表現したビジュアルとなっております。

《特別鑑賞券》 全国の劇場にて販売中!
文庫本サイズの特製ブックカバーを、先着プレゼント!!

 3ヶ月連続公開となる3作品、それぞれの特別鑑賞券(1,500円税込)は、ただ今、TOHOシネマズ新宿ほか全国の劇場で販売中。特別鑑賞券を購入された方に、先着にて文庫本サイズの特製ブックカバーをプレゼントします。3作品のメインビジュアルを横に配置したデザイン。公開日も確定しいよいよ本格始動となった【Project Itoh】。10月から始まる3作品連続公開にむけて、これらの特製ブックカバーを使い、伊藤計劃の原作小説を読み直し、改めて伊藤計劃の世界にどっぷり浸ってみよう。 

※特製ブックカバーは窓口にてなくなり次第終了。お早めに劇場窓口にてお買い求め下さい。

公開劇場については公式サイトをご確認下さい。
※公式HP:http://www.project-itoh.com

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執筆者

Yasuhiro Togawa