『女優霊』、『リング』、『クロユリ団地』と傑作ホラーを生み出してきた映画監督・中田秀夫。その最新作『劇場霊』が、10月22日(木)〜31日(土)開催の第28回東京国際映画祭にて上映されることが決定しました。

『リング』、『着信アリ』など、ハリウッドでもリメイクされ世界中を席巻したジャパニーズホラー。その火付け役ともなった、中田秀夫監督の伝説のホラー映画『女優霊』から20年となる今年、東京国際映画祭では“日本のいちばん怖い夜〜Jホラー降臨”と題した特集企画を28日(水)に開催することが決定、そのオープニングとして『劇場霊』がジャパンプレミアを行います。

また、先日フランスで行われた、エトランジェ映画祭のコンペティション部門に正式出品されたほか、サン・セバスチャン国際映画祭(スペイン)、ロンドン映画祭、釜山国際映画祭、モーテレックス映画祭(ポルトガル)、モルビド映画祭(メキシコ)など、国際映画祭への出品が続々と決定しており、世界からの注目が集まっています。

主演はAKB48の島崎遥香。本格的な演技は初挑戦ながら過酷な撮影をみごとにこなし、女優として開花したと中田監督も絶賛。沙羅の親友で秘密をもつ女優・香織に足立梨花、ライバルの人気女優・葵に高田里穂、事件の真相を追う青年・和泉役に劇団EXILEの町田啓太と若手実力派が集結。
嫉妬・憎しみ・怨念うずまく閉ざされた“劇場”を舞台に、救いようのない惨劇が巻き起こる本格ホラーが世界を震撼させます。

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執筆者

Yasuhiro Togawa