大人気原作の続編「坊さん、父になる。」刊行!
&「小説版 ボクは坊さん。」の出版も決定!

原作者の住職・白川密成さんによる新刊「坊さん、父になる。」と、「小説版 ボクは坊さん。」の発売。さらには、映画誕生の原点、ほぼ日刊イトイ新聞での白川密成さんの連載も期間限定で復活!

24歳で突然、住職になった白方光円(伊藤淳史)が、想像以上に奥深い“坊さんワールド”に足を踏み入れ、失敗しながらも成長していく姿を描いた話題の映画『ボクは坊さん。』。10月24日からの全国公開を前に、“読む坊さんワールド”として関連書籍などの刊行が決まった。

映画『ボクは坊さん。』は、「ほぼ日刊イトイ新聞」で7年半に渡って連載した住職・白川密成さんの人気エッセイを、2010年にミシマ社が出版した「ボクは坊さん。」が原作。24歳で突然住職になった白川密成さんが、初めて知った“坊さんワールド”に驚き、悩み、試行錯誤を繰り返す日常を、弘法大師空海や釈尊の言葉を引用しながら、「仏のヒント」を親しみやすいポップな語り口で、綴ったもの。そのわかりやすさ、面白さが大評判となり、若者から高齢者まで現代人の心に響いて、現在10刷というロングセラーだ。

そして、本日発売の「坊さん、父になる。」はそのタイトル通り、坊さん歴10年を数えた白川さんが、その間に体験した結婚や子供の誕生といった人生の大きな節目となった出来事を中心に書き下ろしたエッセイ。
映画を見た後に、主人公のその後を想像しながら読むのも楽しいかもしれない。

また本日からは、書籍化、映画化すべてのきっかけとなった、ほぼ日刊イトイ新聞での連載が期間限定で復活!
今回の連載は、白川さんが連載を始めたきっかけ、タイトルの由来など、映画のエピソード・ゼロとなる内容で、今後4〜5回にわたって連載される予定だ。

さらに、映画のノベライズとなる「小説版 ボクは坊さん。」も発売決定。
こちらは、映画の脚本を元に、光円の一人称で、劇中で起こるエピソードを掘り下げ小説にしたもの。映画とはまたひと味違う内容となっており、映画とセットで読めば、さらに楽しめるに違いない。

映画『ボクは坊さん。』は、映像という分かりやすいメディアで、奥深い“坊さんワールド”に広がる笑いと涙の毎日に誰もが共感できる感動作。
その世界を、「言葉」でより深く味わえる原作本、その続編となる新刊、小説版、そしてWEB連載。秋の夜長に、映画と合わせて、ぜひ楽しんでみてはどうだろう。

「小説版 ボクは坊さん。」
著者:岡田裕蔵   
発行:集英社文庫
価格:440円+税
発売日:2015年9月18日

「坊さん、父になる。」
著者:白川密成  発行:ミシマ社
装丁:寄藤文平+杉村健太郎(文平銀座)
価格:1600円+税
発売日:2015年9月11日

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執筆者

Yasuhiro Togawa