CHOFU SHORT FILM COMPETITION (CSFC) とは
発表の機会の少ない自主制作ベースの短編映像作品を審査し、映像制作者の支援と発表の場の提供をおこなうことにより、映画のまち調布から全国に向けて新しい才能を発信します。
第 37 回日本アカデミー賞において映画『舟を編む』で最優秀監督賞を受賞された石井裕也さんは、第 9 回、第 10 回の当コンペティションで入選、入賞をされています。

19th CHOFU SHORT FILM COMPETITON 作品募集
≪自主制作ベースで作られた30分以内の短編映画≫であれば誰もが応募できる、ジャンルもテーマも自由の映画コンペティション。入賞・入選作品は、2016年3月に調布市せんがわ劇場で上映します。
募集期間:2015年8月1日(土)〜9月30日(水)必着
募集対象:2012年以降に自主制作された、上映時間30分以内の映画作品
出品料:1作品につき1,000円
賞・賞金:グランプリ1点(賞金10万円)、奨励賞3点(賞金各2万円)
審査:二次審査制。作品の独創性、表現力、短編映画ならではの切れ味、並びに「商業映画や産業映像に対抗し得るジャンルとしての自主映画」独特の魅力を審査基準に、当コンペティション審査チームによる厳正な予備審査を経て、予備審査通過作品の中から、3名の本審査員がグランプリ1点、奨励賞3点を選定。

審査員

三宅 流(映画監督)Miyake Nagaru
身体性の強い実験映画制作からキャリアをスタートさせ、『蝕旋律』(’98)がイモラ国際短編映画祭、『白日』(’03)がモントリオール国際映画祭など国内外の映画祭で招待上映される。2005年以降はドキュメンタリー映画を中心に『面打』(’06)、『朱鷺島−創作能「トキ」の誕生』(’06)、『究竟の地−岩崎鬼剣舞の一年』(’08)を全国で劇場公開。『究竟の地』は山形国際ドキュメンタリー映画祭にて招待上映。今夏、最新作『躍る旅人−能楽師・津村禮次郎の肖像』が全国で劇場公開予定。

竹藤 佳世(映画監督/プロデューサー)Takefuji Kayo
東京都立大学人文学部卒、『骨肉思考』でイメージフォーラムフェスティバル’98 大賞。若松孝二監督、河瀬直美監督のスタッフを経て長編監督作『半身反義』(’08)を公開、ロッテルダム国際映画祭他で好評を得る。『あがた森魚 ややデラックス』(’09/監督)、『ぼくたちは見た 〜ガザ・サムニ家の子どもたち〜』(’11/プロデュース)、NHK『美の壷』TBS『報道特集』(ディレクション)などを手がける。城西国際大学メディア学部准教授。

昼間 行雄(映像作家) Hiruma Yukio
約 28 年間に渡りフィルム、ビデオ等での映像制作を手掛け、バレンシア国際映画祭 1992、第 10 回広島国際アニメーションフェスティバルなどで作品が上映される。BOSTON CHILDREN’S MUSEUM 用展示映像『ファイブ・フレンズ・フロム・ジャパン』が全米博物館映像祭エデュケーション部門で銅賞を受賞。現在、文化学園大学造形学部教授として映像研究と制作実習の授業を担当。著書に『映画監督になるには』(ぺりかん社/共著)などがある。

詳細
https://www.chofu-culture-community.org/forms/menutop/menutop.aspx?menu_id=75

執筆者

Yasuhiro Togawa