時代を超えて愛され続ける名曲を生み出したザ・ビーチ・ボーイズの中心的存在であるブライアン・ウィルソンの知られざる半生を、本人公認のもと初めて描く『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』が、8月1日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショーとなります。

いち早く本作を鑑賞した、各界のトップランナーである著名人たちから絶賛コメントが次々と寄せられている。
ミュージシャンでは、GREAT3、Chocolat & Akitoの片寄明人氏は、「「神に捧げるティーンエイジ・シンフォニー」を創った天才の苦悩。その音楽同様、心の奥底へスピリチュアルに突き刺さる「愛と慈悲」に満ちた名作です。」と語る。TOWA TEI氏は、「天才でエクストリームな人生は魅力的。しかもエンタメ業界の光と影なら尚更。歌もイケるポール・ダノの怪演完璧。60’sファッションやミッドセンチュリー・インテリアは目に、マニアックなレコーディング・シーンは耳にも快感。」と語る。サエキけんぞう氏は、「天才には闇がある。ブライアンの禁断の日々が、カリフォルニアの青い空の下で感動的に蘇った。60年代クリップを実写で再現というアイデアもグッド!」と語り、天才が持つ“光と影”を感じ取ったようだ。
音楽評論家の萩原健太氏は、「写真でしか見たことがなかった有名シーンが動いてる! それだけでもファン必見です。が、内容も深い。ここに描かれた苦悩と孤独感を噛み締めてから改めてブライアンの音楽に接すると、また違った世界が見えてくるはず。」と、鑑賞後の音楽への印象の変化に言及する。
その他にも、大ベストセラー小説「陽だまりの彼女」などで知られる作家の越谷オサム氏は、「全編に息づく、スタッフ・キャストからブライアン・ウィルソンへの「ラブ&シンパシー」。何度でも観たくなる。」と語るように、映画公開前にしてすでに“リピーター”だ。
その他、新井仁氏(NORTHERN BRIGHT, SCOTT GOES FOR, RON RON CLOU)、ミュージシャンのショコラ氏、音楽評論家の能地祐子氏、ザ・ビーチ・ボーイズの名盤を店名にしたペット・サウンズ・レコード店長の森 勉氏、音楽評論家の湯川れい子氏…と続々到着。
バンド絶頂期にありながら新作制作へのプレッシャーに苦しみ徐々に精神が壊れていく60年代と、長い闇の中から再び希望をもたらす80年代というブライアンの異なる時期を、ザ・ビーチ・ボーイズの名曲に乗せながら2人1役で描くという大胆なアイデアで描く本作。一言では語りつくせないその魅力をぜひ劇場で確かめてほしい。

『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』に寄せられたコメント一覧

新井仁(NORTHERN BRIGHT、SCOTT GOES FOR,、RON RON CLOU)
今まで本で読んだり当時の写真を見ながら膨らませていた妄想がひとつに繋がりました。
特にレコーディングシーンで徐々に曲が形になって行く様には鳥肌が!
ビーチボーイズファンはもちろん、全音楽ファン必見です!

片寄明人(ミュージシャン、音楽プロデューサー、GREAT3、Chocolat & Akito)
「神に捧げるティーンエイジ・シンフォニー」を創った天才の苦悩。その音楽同様、心の奥底へスピリチュアルに突き刺さる「愛と慈悲」に満ちた名作です。

越谷オサム(作家)
全編に息づく、スタッフ・キャストからブライアン・ウィルソンへの「ラブ&シンパシー」。何度でも観たくなる。

サエキけんぞう(作詞家、アーティスト)
天才には闇がある。ブライアンの禁断の日々が、カリフォルニアの青い空の下で感動的に蘇った。60年代クリップを実写で再現というアイデアもグッド!

ショコラ(ミュージシャン、Chocolat & Akito、Corcheaデザイナー)
たくさんの人に知ってもらいたい物語。ブライアンの純粋さに涙をハンカチでおさえました。なんにも心配ないよって安心させてあげたい…。

TOWA TEI(ニュー・アルバム ”CUTE”)
天才でエクストリームな人生は魅力的。しかもエンタメ業界の光と影なら尚更。歌もイケるポール・ダノの怪演完璧。60’sファッションやミッドセンチュリー・インテリアは目に、マニアックなレコーディング・シーンは耳にも快感。

能地祐子(音楽評論家)
なぜ自分がこんなにもブライアン・ウィルソンの音楽に心を奪われ続けているのか。その答えが映画の中に全部あった。ポール・ダノとジョン・キューザックは、ブライアンの魂そのものを演じているかのようだ。

萩原健太(音楽評論家)
写真でしか見たことがなかった有名シーンが動いてる!
それだけでもファン必見です。が、内容も深い。ここに描かれた苦悩と孤独感を噛み締めてから改めてブライアンの音楽に接すると、また違った世界が見えてくるはず。

森 勉(ペット・サウンズ・レコード店長)
歴史的名盤『ペット・サウンズ』を録音中のスタジオに忍び込めたら…という夢が疑似体験できる場面たっぷりの演出がうれしい。本物のブライアン・ウィルソンが乗り移ったようなポール・ダノの演技も見事。

湯川れい子(音楽評論家)
ビートルズからの猛攻撃に対して、アメリカン・サウンドを1人で創って対抗したとも言える才能の持ち主です。

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執筆者

Yasuhiro Togawa