全世界興収No.1ヒットで幕を開けた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の勢いが止まらない。そのMADな世界観に共鳴するファンが増幅を続けている。

今回、ニコラスの母国イギリスでもNo.1ヒットとなった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にて、ひときわクレイジーな演技で、従来のイメージを一新する怪演を見せるニコラス・ホルトが演じるニュークスを大フィーチャーした特別影像が解禁となった。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ニュークス キャラクター動画
http://youtu.be/Rgda2NzOJ9c

冒頭から、「死ぬ時は、デス・ロードで派手に散る!!」と叫ぶニュークスが登場し、誰もが驚愕すること必至の特別映像がこれ。ジョージ・ミラー監督が創造した荒廃した未来では、人々の寿命が縮んでいる。「病気で輸血を受けているニュークスは、フュリオサの反逆を名誉の戦死のチャンスだと考えている」とニコラス・ホルトは説明する。”ラスボス”ジョーの指令で、フュリオサを追うことになった白塗りのウォー・ボーイズのひとりであるニュークスは、自分のハンドルを取り戻して車(ニュークス・カー)に乗り込む。輸血しながら戦えばいいという彼は、ハイオクの血液が流れるマックスを車に縛り付けて走り始める。これまで秘密のベールに包まれていた、マックスが車に縛りつけられていた理由が、実は輸血のためだったという、驚愕の事実が明かされる。
監督の「ウォー・ボーイズは、よみがえりを信じて戦闘へ突っ込んでいく」というコメントを受け、「彼らは整備士で、ドライバーは憧れの地位なんだ」とニコラス・ホルトが説明する。マイハンドルをつけた車で砂漠を疾走する中、ギアを上げ、縦横無尽に走るニュークスの疾走が描写され、「彼らが勇敢な戦士にこだわる理由は、”英雄の館”に入りたいからだ」と監督が説明する。
“英雄の館”とは、名誉の戦死を遂げた者だけが収容され、よみがえると信じられている聖地(墓)なのだ。
「猛烈に興奮して、偉業を果たす運命を信じる」とホルトが語る通り、ニュークスは、追走中に支配者イモータン・ジョーと目を合わせただけで「ボスが俺を見た!」と異常なまでの興奮状態に。そして、既に予告編などでも紹介されている巨大砂嵐シーンについて、「他の車が竜巻に巻き込まれる、恐ろしい光景を見て彼は『いいぞ、なんてラブリーな日だ!』と絶叫する。これが彼にとって人生最高の日なんだ」と監督が解説する。
「この世とおさらばだ! 生きて、死んで、必ずよみがえる」と叫び、銀のスプレーを口に吹きかけ、テンションを更に高めたクレイジー度MAXなニュークスの本編映像が度肝を抜く。走り出したら止まらない、更にギアを上げるニュークスの暴走はどこまで続くのか…。

世界を、そして日本をMADに染める『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より日本公開となる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa