4/25(土)に全国246スクリーンで公開しました北野武監督の17作目の最新作『龍三と七人(しちにん)の子分たち』(配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野)。

 本作は、引退した元ヤクザのジジイたちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題のガキどもと対決する、気分爽快な“ジジイ大暴れエンタテインメント”で、平均年齢73歳の超ベテラン俳優たちが個性豊かでどこかチャーミングなジジイを演じ、軽快なテンポで進みます。公開以来、老若男女が劇場に足を運び、全国の劇場を笑いの渦に巻き込んでおりました。
 劇場では中高年〜シニアが牽引し、家族連れや若年層カップルの姿もどんどん増えており、劇場内での大爆笑と、エンドロールでの拍手喝采を経験した観客たちが、「とにかく笑えた!」「ジジイがかわいすぎる!」とその経験をクチコミやネット上で広げ、動員数が伸び続け、GWには公開初日を超える興行成績をたたき出し、5/15(金)には、『座頭市』(03)、『アウトレイジ ビヨンド』(2012)に続き、劇場動員100万人を突破。
 そして公開1ヶ月を過ぎてもまだまだジジイが止まらない!公開35日目となる5/29(金)、遂に『アウトレイジ ビヨンド』の最終興行成績14.5億円を超え、5/31(日)には動員120万人を記録!!興行収入15億円に迫る勢いです!
北野武監督作品史上初めて公開初週の映画観客動員ランキング1位を記録した『アウトレイジ ビヨンド』をもビヨンド(越える)するという快挙を達成いたしました!!
 さらにこの勢いを経て、本作を上映する劇場がさらに追加することも決定!6月(13日)以降、全国34館にて順次追加上映を予定している。ジジイたちは全国で大暴れを続けます!

 さらに、本作の主人公・龍三親分を演じた藤竜也が、第24回日本映画批評家大賞の最高賞であるダイヤモンド大賞(淀川長治賞)を受賞し、5/28(木)に行われた授賞式に登壇。審査員も口々に「今日は龍三親分に会えて嬉しい」「親分、今日は子分は一緒じゃないんですか(笑)?」と発言するなど、映画批評家も“大暴れジジイ”に首ったけ!!の様子。
まだまだ勢いが止まらない“大暴れジジイ”たちに今後もご注目くださいますようお願いいたします。

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執筆者

Yasuhiro Togawa