2014年邦画映画賞 最多29冠獲得!※2015年2月10日現在

2011年に映画化された「八日目の蝉」をはじめ、女性を中心に抜群の信頼性と人気を誇る直木賞作家、角田光代の長編小説「紙の月」。第25回柴田錬三郎賞を受賞して各メディアから絶賛を浴びたベストセラー小説が、ついに映画化。

 メガホンをとるのは2013年、第36回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した傑作『桐島、部活やめるってよ』を送り出し、次回作が熱望されていた鬼才、吉田大八。原作を大胆に脚色し、一人の女性が、聖と悪の両面を抱えながら能動的に堕ちていく様を、スピード感あるサスペンス大作として完成。

 主人公・梅澤梨花を演じるのは、今や日本を代表するトップ女優として舞台・映画・テレビと八面六臂の活躍を見せる宮沢りえ。『オリヲン座からの招待状』(07)以来、7年ぶりの映画主演となる彼女が、破滅へと突き進んでいく梨花の心の動きを繊細かつ大胆に表現した。
 映画『紙の月』は2014年11月15日(土)に全国公開されるや興収10億に迫る大ヒットを記録。その衝撃の内容と完成度の高さから各方面で絶賛の声があがり、第27回東京国際映画祭で唯一の日本代表にして「観客賞」「最優秀女優賞」の二冠を達成。第38回日本アカデミー賞では優秀賞を11部門で獲得するなど、2014年公開邦画ではダントツの国内映画賞最多受賞作品となりました。

この話題作が、ついにブルーレイ、DVD化されることが決定しました。セル豪華版は映像特典その他満載の豪華な仕様となっております。是非ご期待下さい。

■吉田大八監督コメント

映画づくりの醍醐味は、なんといってもキャスティングです。
『紙の月』で主演をお願いした宮沢りえさんは、本当は、あの役を演じるには美人のイメージが強かったかもしれない。でも、だからこそ想像がつかなかった。それが面白いと思ったんです。
製作中も、場面ごとに、まったく違う顔を魅せる宮沢さんの演技にゾクゾクしっぱなしでした。
この度5月20日に発売が決定したDVD&ブルーレイの本編ディスクには宮沢りえさんと私による音声コメンタリーも収録されますので、是非ご自宅でもヒロインの表情の変遷を楽しんでください。

■宮沢りえコメント

「映画は、映画館で観て欲しい。」
と、思っている私ですが、この『紙の月』は、私の本物の宝物になった作品です。
大八監督と、スタッフ、キャストと惜しみないエネルギーを注いだ結晶が永遠に残る形となって、DVDとなって、これからも皆さんのココロを揺さぶる可能性がある事が、とても嬉しいです。

①2014年邦画映画賞 最多29冠 獲得!
「第27回 東京国際映画祭」では、唯一の日本代表作品にして「観客賞」「女優賞」の二冠達成。報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、日本アカデミー賞ほか数々の映画賞を受賞(※2月10日時点で29冠!)。2014年邦画を代表する作品。
②原作:角田光代×監督:吉田大八×主演:宮沢りえ。最高峰のコラボレーションが贈る、2014年最大の問題作!
それぞれが日本アカデミー賞最優秀賞を獲得している日本映画界最高のコラボレーションが実現!
・角田光代原作『八日目の蝉』 第35回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか受賞
・吉田大八監督『桐島、部活やめるってよ』 第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞ほか受賞
・宮沢りえ『たそがれ清兵衛』 第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞ほか受賞
③主題歌は伝説の米ロックバンド
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコの「Femme Fatale(邦題:宿命の女)」!
④興行収入9億を突破する大ヒットを記録!
2014年11月15日(土)、全国260スクリーンで公開され興行収入9億を突破する大ヒットを記録!!
⑤パッケージは豪華特典を満載した永久保存版!
本編には【宮沢りえ&吉田大八監督による音声コメンタリー】を収録。豪華版には、特典ディスクに「メイキング映像」、「イベント映像集」などを収録。「豪華ブックレット」ほか、初回限定版には「ミニ台本」も付属!

タイトル:『紙の月』 2015年5月20日(水) ブルーレイ&DVDリリース!
※レンタルBD&DVD 6月2日(火) リリース!
【セル】ブルーレイ豪華版 ¥6,700(本体)+税 
【セル】DVD豪華版 ¥5,800(本体)+税 
【セル】ブルーレイ通常版 ¥4,700(本体)+税 
【セル】DVD通常版 ¥3,800(本体)+税

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執筆者

Yasuhiro Togawa