ノンストップ・カーバトルが、トップスピードで暴走する——究極のリアル・アクション超大作
石油も水も尽きかけた世界。生き残りたいなら走り続けろ——。サイコーにMADな映画がやってくる——。
始まったが最後、息つく暇は微塵もない。
砂ぼこりを上げて疾駆する超改造車の隊列、轟く爆音、飛び散る車体、
独創的なキャラクターに、突き抜けた世界観、爆走しながら繰り広げられる銃撃と肉弾の容赦なきバイオレンス。
CGを排除した、このガチなリアル・アクション超大作は、すべてがMAD!

5月15日から全米公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、フランス、イギリス、韓国、ロシア、オーストラリア、ブラジル、メキシコをはじめ全世界40カ国で興行成績1位!週末全世界興行成績1位、R指定アクション映画史上1位!この週末で過去作品それぞれの最終興行成績を上回る成績を記録。米の批評サイト Rotten Tomatoes では、99%という圧倒的な評論家の支持と、98%という超絶的な観客の期待度という驚異的な高評価を獲得し、興行&評価共に文句なしのオープニングを飾った。そして遂に、日本公開へのカウントダウンが始まった!
今回、いち早く本作を鑑賞した日本のクリエイターたちから、特別な思い入れを込めたコメントが届いた。

アドレナリンMAXなコメントを寄せたのは、監督最新作『進撃の巨人』2部作の公開が控える樋口真嗣監督だ。

「いまだに影響を与え続けてきた30年以上前の衝撃…あの衝撃が帰ってきた…ワケじゃねえ!あの衝撃が!いまなおその中心からエネルギーが放たれ続けていたんだッ!すげえ!偉大なる70歳、我らが帝王、ジョージ・ミラー神のもとに集え!跪け!讃えよ!崇めよ!」と、映画鑑賞後の興奮が伝わる熱くコメント。

『メタルギア』シリーズのキャラクター造形に多大な影響を受けたというゲームクリエイターの小島秀夫監督は、「これぞ、僕らが待ち望んだ正真正銘の『MAD MAX』!これほどの狂喜に満ちたアクション映画は、誰も体験したことがないはずだ!」と、期待以上の完成度の本作を絶賛!

劇団創立35周年を迎えた劇団☆新感線の主宰、演出家であるいのうえひでのり氏は、「祝!!ジョージ・ミラー完全復活!!グォーッ!!アドレナリン大噴出!!文字通りのノンストップアクション!!早くも本年度ベストワン決定か!?(俺の中で)いやあ、燃えます。」と、ノンストップで展開する激烈アクションで完全復活を遂げたジョージ・ミラー監督への熱いコメントを寄せている。

さらに、『マッドマックス2』に多大な影響を受けたとされる「北斗の拳」の漫画原作者である武論尊氏は、「ヒーローは、絶望や荒廃の中からしか生まれない。(中略)監督が描きたいのは「絶望の中で生きるってすごいことだぞ」ってことだ」と、現代を生きる若者たちへのメッセージを受けとめたようだ。また、「北斗の拳」の漫画家である
原哲夫氏は、「30年ぶりに30倍の超絶面白さ!世界はまるで天国と地獄。MAD MAX2の衝撃にまた出会えるとは…ジョージ・ミラーありがとう!」と激賞している。

■主なコメントーーーー
「北斗の拳」漫画原作者 武論尊
ヒーローは、絶望や荒廃の中からしか生まれない。
今の若い子たちが、生きるということがどうゆうことか、生きる力がどういうことかを感じたらいいんじゃないかな。監督が描きたいのは「絶望の中で生きるってすごいことだぞ」ってことだと思うんだ。

「北斗の拳」漫画家 原哲夫
30年ぶりに30倍の超絶面白さ!世界はまるで天国と地獄。MAD MAX2の衝撃にまた出会えるとは…ジョージ・ミラーありがとう!

映画監督 樋口真嗣
いまだに影響を与え続けてきた30年以上前の衝撃…あの衝撃が帰ってきた…ワケじゃねえ!
あの衝撃が!いまなおその中心からエネルギーが放たれ続けていたんだッ!すげえ!
偉大なる70歳、我らが帝王、ジョージ・ミラー神のもとに集え!跪け!讃えよ!崇めよ!失望させるなッ!

ゲームデザイナー/「メタルギア」シリーズ監督 小島秀夫
これぞ、僕らが待ち望んだ正真正銘の『MAD MAX』!
これほどの狂喜に満ちたアクション映画は、誰も体験したことがないはずだ!

劇団☆新感線 主宰 / 演出家 いのうえひでのり
祝!!ジョージ・ミラー完全復活!!グォーッ!!アドレナリン大噴出!!文字通りのノンストップアクション!!
早くも本年度ベストワン決定か!?(俺の中で)いやあ、燃えます。

アクション監督 谷垣健治
すごいすごいすごい!!「マッドマックス」が1周半して、リアル「北斗の拳」になって帰ってきた!ちゃんと「肉食らって生きている人たち」による「生身感満載」の「超ハイカロリー映画」!2015年夏、人類はね、2種類に分割されますね。この映画を見たか、そうでないか。さあ、本気汁出まくりのこの映画を見てクルクルパーになろう!!

■海外レビューーーーー

もう誰にも止められないカッコよさ。
ああ、なんて映画だ。なんてラブリーな映画だ!——オースティン・クロニクル紙
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』全米批評家による激賞レビュー速報が到着!

ジョージ・ミラー監督が、トム・ハーディ&シャーリーズ・セロン、ニコラル・ホルトらを迎えて完成した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に対する、全米批評家たちの評価が熱を帯びている。
米の批評サイト Rotten Tomatoes では、99%という圧倒的な評論家の支持と、98%という超絶的な観客の期待度を獲得。また、批評サイト「metacritic」では、100点満点の批評家が続々レビューをアップし、総合89点という高ポイントとなっている。(5/16現在)。
今回は、「metacritic」で紹介された90点以上をつけた15のレビューを紹介する。

[スコア:100点のレビュー]
あふれんばかりに純粋な“映画愛”でハイテンションの改造車軍団が、世界崩壊後の道なき荒野を爆走。もう誰にも止められないカッコよさ。ああ、なんて映画だ。なんてラブリーな映画だ!(オースティン・クロニクル紙/マーク・サブロブ )

なんといっても、この作品が最終的にいかに優しくなるかという点が衝撃だ。その優しさを、近年でももっとも壮大で華々しいアクションの中に包み込んでいる。それだけでも、観客の映画に対する信頼を新たにするのに充分だ。(ボストン・グローブ紙/タイ・バー)

真価がわかる観客なら思わず声に出して笑いたくなるほどのジャンボ・サイズのエンターテイメント。ジョージ・ミラー監督の想像力の幅広さとショーマンシップがうれしい。(マイアミ・ヘラルド紙/レネ・ロドリゲス)

アクションだけの映画だったとしても、途方もない偉業だが、この映画にはそれ以上のものがある。(The Dissolve/キース・フィップス)

最初のシーンから本作にみなぎるのは、絶頂期のベテラン・フィルムメーカーのエネルギーだ。夏のブロックバスターの代名詞でさえある安っぽい特殊効果も、薄っぺらの人物描写もなく、観客はぐいぐい引っ張られる。(RogerEbert.com/ブライアン・タラーリコ)

完璧なまでに、すてきに、幻想的なほどにクレイジー。独創的でパワフルなカーバトル・シークエンスの真っ只中にも、驚くほどの深みとキャラクター展開がある。(シカゴ・サン=タイムズ紙/リチャード・ローパー)

この映画を観るときは覚悟を決めて、エネルギーを蓄えて、踏ん張れ。気まぐれで大胆で驚異的な旅が始まる。
(ニューヨーク・デイリーニューズ紙/ジョー・ニューマイアー)

圧巻なまでに見事な再起動となった本作は意外にもトム・ハーディーのものではない。彼も好演だが、これはシャーリーズ・セロンの映画だ。(ニューヨーク・ポスト紙/ルー・ルメニック)

再起動となった本作は、マッドな想像力、仰天アクション、イカれたユーモア、圧巻の演技の勝利。(エンパイア誌/イアン・ネイサン)

地獄絵であると同時に浮かれ騒ぐような狂気のビジョン。アクション・シークエンスの中には、映画史上最高級のものもある。
(トータル・フィルム誌/ジェイミー・グレアム)

テリー・ギリアム作品の痛烈な熱狂と、ジェイムズ・キャメロン作品の爆発的な壮大さを併せ持つ本作で、監督のミラーは爽快なまでに持続するアクションを創りだした。だが、このねじれた金属が奏でる交響曲の鍵は、暴力は一種の狂気だということを決して忘れないところにある。(タイムアウト・ニューヨーク誌/デイビッド・アーリック)

“マッドマックス”の世界では、すべてがそこらへんに転がっている物をくっつけてできている。そして、「マッドマックス」映画のすばらしさは、つねにそのくっつけ方にある。それは、金属スクラップから、思いもよらない、あるいは滑稽な、あるいは常識外れの何か、そして多くの場合、それら3つを揃えた何かを創りだす独創性だ。(テレグラフ紙/ロビー・コリン)

簡単なもの、ありきたりなところがまったくない。美しく、賢く、現在のブロックバスターの定義を揺るがすような意味で衝撃を与えるアクション映画の上級編。(Hitfix/ドリュー・マクウィーニー)

[スコア:95点のレビュー]
今日のアクション映画に大きく差をつけているのは、本作では人間の要素があくまでも中心である点だ。(TheWrap/アロンソ・デュラルド)

[スコア:91点のレビュー]
大混乱の連続でも、観客は決して置いてけぼりにされることない。それは途方もない茶目っ気だけでなく、徹底した明確さで演出されているからである。すごい映画だ。(The A.V.Club/A・A・ダウド)

[スコア:90点のレビュー]
とんでもないほどのやり過ぎは確かにある。狂気もあふれている。だが制御も驚くほど利いている。(バラエティ誌/ジャスティン・チャン)
Metacritic/Reviews http://www.metacritic.com/movie/mad-max-fury-road より抜粋

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=50713

執筆者

Yasuhiro Togawa