ロバート・アルトマン生誕90周年を記念して、この秋YEBISU GARDEN CINEMAにて公開『ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男』のティザービジュアルが解禁になりました。

本作は、『M★A★S★H マッシュ』『ナッシュビル』『ザ・プレイヤー』『ショート・カッツ』『ゴスフォード・パーク』…数々の名作を世に送り出してきたアメリカ・インディペンデント映画の父、ロバート・アルトマンに迫る珠玉のドキュメンタリー。

—映画監督、革新者、ストーリーテラー、異端者、家庭人、放浪者、ギャンブラー、怒れる男、アーティスト。
映画監督であると同時にさまざまな顔を持つアルトマン。大成功も大失敗も経験し、敵も味方もたくさん作りながら、決して権力に迎合することなく豪快に映画を作り続けた。結果として、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアすべてにおいて最高賞を、アカデミー賞では名誉賞を受賞。いかにして彼は、「ハリウッドで最も嫌われ、そして愛された男」になったのか。彼の精神に触れたとき、私たちは彼の偉大な存在に心を打たれ、そして彼が魅了され続けた「映画」という存在そのものの大きさに気づかされる。映画ファン必見の一作。

ティザービジュアルは、アルトマンが舞台の上でスポットライトを浴びて指揮をしている。芸術家らしいアルトマンの一面を全面に出し、英語のみの表記で構成したスタイリッシュなビジュアルになっている。チラシ裏には、「彼はぶっちぎりの存在だった。神話やジャンルをふっ飛ばし、洗練を極めた映画を創出した。真正なアメリカ史を暴き、人生にハッピーエンドはないのだと示し、そして世の中が鵜呑みにしているあらゆることごとに挑戦した。」というデヴィット・トンプソン(「ロバート・アルトマン わが映画、わが人生」編者)の過激な引用が紹介されている。

また、ジュリアン・ムーア、ブルース・ウィリス、ポール・トーマス・アンダーソン、エリオット・グールド、サリー・ケラーマン、ジェームズ・カーン、キース・キャラダイン、フィリップ・ベイカー・ホール、ライル・ラヴェット、マイケル・マーフィ、リリー・トムリンと、劇中にてアルトマンについて語る人々の名前も明らかになった。

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執筆者

Yasuhiro Togawa