主人公ミリキタニの死後、ミリキタニさんを知る人の証言を集めた短編を併映する特別版が上映!!
トライベッカ映画祭、東京国際映画祭、パリ国際映画祭をはじめ、世界の映画祭で数々の賞を受けたドキュメンタリー『ミリキタニの猫』(2006年)
主人公ジミー・ツトム・ミリキタニの死後、ミリキタニを知る人々の証言を集めた新作短編『ミリキタニの記憶』を併映し、『ミリキタニの猫』《特別版》と銘打って上映決定!!

<上映会概要> 
・ 日時:5月22日(金) 15:00/19:30 ※2回上映
  ※各回上映後に上映後に特別ゲストを迎えてのトークと質疑があります(30分ほど)
・ 場所:・中野ゼロホール(小ホール)  JR中央線/地下鉄東京メトロ東西線 中野駅南口から徒歩8分
・ 料金 1000円 ※当日のみ、前売りはありません。

   詳細はこちら http://nekonomirikitani.com/

【『ミリキタニの猫』あらすじ】
2001年、ニューヨーク、ソーホーの街角に路上で猫をいつも描いている謎の東洋人がいた。たまたま通りかかったリンダ・ハッテンドーフはその猫の絵の愛らしさに惹かれて思わずその人に声をかける。それが2人の人生を大きく変えるきっかけになるとは知らずに・・・。 その人の名はミリキタニ。絵画の巨匠だと言う。街角でひんぱんに会ううちに、年齢も、性別も、人種も異なる2人の間に奇妙な友情が芽生えていく。心優しいリンダとガンコでワガママなミリキタニ。対照的な2人のやりとりはユーモラスで笑ってしまうことも。そしてだんだんと猫の絵に隠されたミリキタニの過去が明らかになっていく。彼は日系人。サクラメントに生まれ広島で育った。 そんな日々のなかで突然、9・11テロ事件が起こる。崩れ落ちるワールド・トレード・センターはソーホーのすぐ近く。ミリキタニを心配したリンダは思いきった行動にでる。ヒステリックになるアメリカの世論をみて「前にも同じ事があった」とつぶやくミリキタニ。 「生み出すべきものはアートだ!戦争じゃあない」

●『ミリキタニ猫』《特別編》・・・『ミリキタニ猫』&新作短編『ミリキタニの記憶』(上映時間合計約95分)『ミリキタニの猫』 監督: リンダ・ハッテンドーフ 製作: リンダ・ハッテンドーフ、マサ・ヨシカワ 音楽: ジョエル・グッドマン主演: ジミー・ツトム・ミリキタニ 2006年 アメリカ映画(日本初公開2007年9月) (C)Lucid Dreaming, Inc.

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執筆者

Yasuhiro Togawa