4月17日(金)に公開を迎えました「ワイルド・スピード」シリーズ最新作『ワイルド・スピード SKY MISSION』。
週末3日間で52万人を動員し、初登場3位のシリーズ史上最高オープニング成績を飾った本作は、全世界興収では歴代最速となる17日間で10億ドルを突破!
今なお爆走を続け映画史に名を残しております!

路上のみならず遂に“空”をも舞台にした壮大なミッションを堪能しようと、シリーズファンはもちろん、これがワイスピ初体験といった女性や若年層もこぞって劇場に足を運んでいますが、その中でも特に熱い劇場展開をしているのがT・ジョイ蘇我。
ワイスピ愛が詰まったこの劇場では、巨大壁面バナーの掲示、深夜の激音上映、さらにポール・ウォーカー追悼コーナーの設置など、他の劇場とは違う独自のプロモーション展開を、なんと自腹を切って実施しております!!(一部展開除く)

『ワイルド・スピード SKY MISSION』T・ジョイ蘇我
劇場プロモーション展開内容詳細&支配人インタビューレポート

実施日:5月1日(金)
場所 T・ジョイ蘇我(千葉県千葉市中央区川崎町51-1)

壁一面に貼られたファミリーのポスターが、来場者を迎えてくれるT・ジョイ蘇我。
劇場のまわりにもたくさんののぼりやポスターが掲示され、まさにワイスピ一色に
染まっていました。

中に入るとここにもファミリーの姿が!劇場ロビーを始め、近接施設であるArio蘇我、湯の郷ほのかと連動したクイズキャンペーンを実施しており、参加者には抽選でスーパーカー観戦チケット付き、ゴールドコースト旅行ツアーや、スカイダイブやバンジージャンプといった“空”のミッションを楽しめる権利など、豪華プレゼントが贈られるという太っ腹ぶり!
さらにArio内タワーレコードでも本作のサウンドトラックが激オシされており、現在話題を呼んでいるウィズ・カリファの名曲「See You Again ft. Charlie Puth」をはじめとした楽曲が店内BGMで流れていました。

そして本劇場の支配人がもっとも熱い想いで実施しているのが、ポール・ウォーカーへの追憶コーナー展開。追悼のモニュメントを劇場中央に特設し、ポールやファミリーへ熱いメッセージを募集しており、メッセージを残した観客に白い羽をプレゼントしています。また、このメッセージを映像化し、ポールのご家族や製作チームに届けるプロジェクト展開も進行しており、すでにたくさんのメッセージが寄せられていました。

この追悼コーナーをはじめ、T・ジョイ蘇我で展開しているプロモーションの数々は、支配人の熱い想いのみで実施しており、プレゼント賞品なども自身で手配や準備を行っています。
なぜ「ワイルド・スピード」に限ってここまで力を入れているのか?
支配人の辛島さんにお話を伺いました。

【Q&A内容】

■すでに口コミなどで大絶賛を受けていますが、最新作をご覧になられていかがでしたか?

期待以上だった、という感想が大きいです。本編観る前から展開を
考えてたんですが、ちゃんと内容がマッチしていて嬉しかったですね。
自信を持ってオススメできる作品です。

■事前に展開する事は決まっていたんですか?

前作『ワイルド・スピード EURO MISSION』公開時の結果に手応えがあったので、
次回作では総力を挙げて展開する事は決めていました。

■劇場独自でここまでの大規模な展開は珍しいですが、きっかけとなったのは何ですか?
色んな作品を広くやるのではなくて、何かひとつを一生懸命展開するのが大切だと
僕は思っていて、この作品はお客様が一番喜んでくれる作品だと思ったんです。
実際に皆さん楽しんでくださっているので、何よりです。

■劇場として、ここまでして一作品に注力してしまって大丈夫ですか?!

大丈夫ですよ!いろんな宣伝の考え方がありますが、
なんでも同じような展開をして、誰にも響かない事の方が怖いですし、
こういった大きな展開がお客様の刺激になると思っています。
作品と協力して、T・ジョイ蘇我を盛り上げるという事が何より大事でした。

■展開後、観客の反応や動員数に変化はありましたか?

やっていたから、もしもやってなかったら、という可能性の話は難しいですが、
数字だけ見れば結果はしっかりと出ています。好意的にとらえられてるようですね。

■激音上映は、本作のために新たに導入されたんですよね?

基本的な設備はありましたが、エンジン音などをよりリアルに表現するために
音のレベルを強化する展開を試みました。低音の空気感などを感じる上映に
なっていまして、上映しているレイト時間の動員は上がっています。
この作品をきっかけに他にも上映してみたい、とひそかに思っているんです。

■クイズキャンペーンなどの賞品も自分で協賛を集めたそうですね!

そうです。千葉近辺から協賛を募ったのですが、そもそも千葉の方は
大体「ワイルド・スピード」がみなさん大好きなんです(笑)。
なので、一応宣伝プランなどもご説明するんですが、もうその説明をする前に
ご協賛くださるみなさんの心は決まってる感じでした。

■劇中のようなカスタムカーで来る方も多いですか?

はい(笑)。普段よりかなり多く、ピカピカでギラギラの車が多くなります。

■どうして蘇我の皆さんはこんなにもワイスピへの愛情が強いのでしょうか?

蘇我の地域自体、いわゆるマイルドヤンキーも多いですし(笑)、
さらに車を多用する地域である事、そして地元の絆を大切にする方が多い場所です。
彼らが理想とする要素を兼ね備えているのが「ワイルド・スピード」だからですね!

■若年層の洋画離れが問題になっている昨今ですが、
「ワイルド・スピード」は若い方も多く来場している印象があります。

蘇我はそれが顕著に出ていますね。真面目で固い洋画の印象は
観に行きづらい様ですが、話題になっていれば気にせず観に来れるようです。
「ワイルド・スピード」はその状況をよく表していると思います。
ちなみに、公開直後は字幕と吹替えを同じくらいのスケジュールで
バランスよく上映していましたが、圧倒的に吹替えの動員が上でした。

■ここから話が変わりますが、
ポール・ウォーカーが亡くなったと聞いた時、どう思われましたか?

やはりショックは大きかったですね。個人的にも好きなシリーズで、
さらに興行の人間として言うと、これからの「ワイルド・スピード」がどうなるのか、
最新作はどうなるのかという不安はありました。
素晴らしい俳優が亡くなってしまった、という悲しみが大きかったです。

■追憶コーナーにはすでにたくさんのお客様がメッセージを残していますが、
そういったメッセージをご覧になってどう感じますか?

思った以上の反響で、お客様ひとつの映画という以上の思い入れを
持っている様に感じます。自分もファミリーの一員だよ、という視点の
メッセージがすごく多いんですね。彼らの家族として、映画を楽しんでいるようです。

■今後また、ワイスピシリーズが作られる場合、次回作にはどのような期待をしていますか?
 また、次も今回のように大きな展開をしたいと思いますか?

「ワイルド・スピード」という作品の魅力を損なわず、スタッフやキャストが
一生懸命作ってくれる作品であれば、どんな内容でも純粋に楽しみです。
ただ、ワイスピらしさだけは失わないで欲しいですね。

次回ももちろん、自分に出来る精一杯の展開をしたいと思っています。

■これからご覧になる方に、映画の見所と、ティ・ジョイ蘇我のPRポイントをお願いいたします。

息つく暇のないアクションの連続でスリルを楽しんだ後に待っているラストシーンに
僕も感極まってしまったので、ぜひこれからご覧になる方はその部分にご期待ください。
T・ジョイ蘇我ではオリジナリティがあり、エッジの効いた展開をしたいという
信念があります。この映画館でしか味わえない時間、本当に心の底から
楽しんでもらえる時間を提供していきたいと思っていますので、
ぜひ遊びに来てください。

□=================================================================□

T・ジョイ蘇我 劇場プロモーション展開内容一覧

①:巨大劇場壁面(ガラス面)…サイズ幅約10m×高さ約8m
②:のぼり連貼り&バナー
③:のぼり越しの巨大劇場壁面
④:裏側にものぼり連貼り
⑤:近隣Ario内タワーレコード店頭
⑥:タワーレコード内コーナー展開

<T.JOY SOGA MISSION>キャンペーン展開

A.豪華クイズ・キャンペーン(4/4〜5/31)
3か所に設置された特設ブースを廻り、クイズに答えて応募。
設置場所1)Ario蘇我2Fレストラン街入口
設置場所2)湯の郷ほのか蘇我店入口
設置場所3)T・ジョイ蘇我ロビー

B.ポール・ウォーカー追悼(4/4〜5/31)
ポールへの熱い想いとメッセージを記入してもらうコーナー。
記入してくれた方には白い羽をプレゼント。

C.深夜の激音上映会(4/17〜5/6)
レイトショー(20時以降)限定で実施する爆音上映会。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=53204

執筆者

Yasuhiro Togawa