1989年に連載が開始され、講談社『アフタヌーン』誌上で大評判を得る『寄生獣』(累計1500万部)。“日本マンガ史上最高傑作”と言われ、世界中に熱狂的なファンを持つ本作が、第38回日本アカデミー賞8部門で最優秀賞を受賞した『永遠の0』の山崎貴監督をはじめ、日本最高峰のスタッフ・キャストの手により、二部作として実写映画化が実現されました。2014年11月29日に公開された二部作の前編『寄生獣』は、国内映画ランキング初登場第1位を獲得、観客動員150万人を突破する大ヒットを記録。4月25日(土)に、続編となる『寄生獣 完結編』の公開を迎えます。前編では、深津絵里、東出昌大ら、パラサイト(寄生生物)役の顔が割れる“衝撃の映像”が話題を集めましたが、『完結編』では、前編を超える最新のVFXを駆使し、ついにパラサイトの「全身」が変形!主人公・泉新一(染谷将太)と相棒・ミギー(阿部サダヲ)が、パラサイトたちと壮絶なバトルを繰り広げる迫力のアクション、さらにその戦いの果てに描かれる感動のクライマックスに思わず涙する、最高のエンターテインメントとして文字通り“完結”を迎えます。

4月18日(土)、大阪・天保山ハーバービレッジにて、帆(セール)に巨大なミギーが描かれた観光船「サンタマリア号」のお披露目が行われました。サンタマリア号は、大阪を代表する観光名所・天保山ハーバービレッジから運航されている帆船型観光船。この日は、午前11:00の出航を待つ約120人の観光客を前に、初めてセールが上げられました。これは、映画公開を記念して、サンタマリア号を運営する大阪水上バスとのコラボレーション企画として実現したもので、帆船「サンタマリア号」の縦横11メートルのセールいっぱいに巨大なミギーが描かれることになりました。デザイン含めて、制作期間は約1ヶ月。『完結編』“公開”を1週間後に控えるこの日、天保山ハーパービレッジ 海遊館・西はとばより、「サンタマリア号」ミギーバージョンが、ひと足早く“航海”をスタートいたしました。
家族連れで訪れていた40代の男性は「映画があることは知っていましたが、まさかここでキャラクターのお出迎えを受けるとは思わずビックリ。けっこうインパクトがあり、ギョッとしました(笑)。小学3年生の子供も反応していましたよ。」と楽しんでいました。

●今回の企画に携わった、大阪水上バス 企画宣伝部・岸田俊徳さんのコメント
「観光帆船もお客様に楽しんでいただくことを目的とした娯楽です。有名な作品とのコラボレーションは非常に光栄。今回の取り組みを通して映画も船もアピールできるので、相互に盛り上がればと思います」

●船長の竹田翔太さんのコメント
「アニメ版の『寄生獣』を見ていたので、ミギーはもちろん知っていましたが、まさかサンタマリア号が寄生されるとは思ってもいませんでした。巨大ミギーはインパクト大ですね。映画と合わせて、楽しいクルーズをお客様に提供できるよう、ミギーと一緒に頑張りたいです。」

映画では、主人公・新一の脳に寄生することに失敗し、あえなく右腕に寄生することになったパラサイト・ミギーが、今回は天保山名物・サンタマリア号に寄生することに成功しました!このゴールデンウィーク、巨大ミギーが、天保山を訪れる多くの人たちの度肝を抜かせること間違いありません。

『寄生獣 完結編』4月25日ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa