切なくて愛おしいSFファンタジック・ラブストーリー!!!
「イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち」

『トイ・ストーリー』(脚本)『アベンジャーズ』(監督・脚本)のジョス・ウェドンが贈る、SFファンタジック・ラブストーリー!!!
アメリカの北端と南端に住み、まったく関係するはずの無い二つの魂が、テレパシーによってつながり、お互いに観たもの、聞くもの、感じるものを共有体験し、離れない存在になっていく様子が、ユーモアと切なさを交えて描かれる。
北の街に住むレベッカを演じるのは、「ルビー・スパークス」で出演・脚本・製作総指揮まで果たしたキュートな才媛ゾーイ・カザン。
南の街に住むディランは、「クローバーフィールド/HAKAISHA」のマイケル・スタール=デヴィッドが魅力的に演じた。
配信用に作られた作品のため上映権がない本作を、今回は映画祭参加という形で特別に許諾され、特別限定上映が可能に!ぜひ、この貴重な機会に劇場でご覧下さい!

【STORY】
アメリカの北東ニューハンプシャーに住むレベッカとメキシコ近い南の街に住むディラン。
医者の夫がいるが、夫の上流階級な世界に馴染めずにいるレベッカ。
一方ディランは、犯罪の前科もあり、現在は車修理工場で働いているが、いまだに犯罪仲間たちから逃れられない。
二人は小さいときから、時折知らない誰かの感覚を感じる瞬間があったが、ある日つながったテレパシーの交信によって、その相手がお互いの感覚だったことを知る。
不思議な現象に戸惑いつつ、共に自分の居場所が無く疎外感を感じていた二人は、初めて感覚を共有できる相手を得て昼も夜も夢中で会話を続けるようになる。
しかし、あまりにディランの存在が大きくなった不安から、レベッカは既婚者である自分とディランとの関係を断ってしまった。
失意の中、ディランは仕事もクビになってしまい、犯罪仲間たちから仕事に加わるよう脅される。
そしてレベッカは、かつて精神を病んで入院した経験もあったため、近頃の奇行を夫に疑われて精神病院の個室に入れられてしまう。
レベッカの哀しみを知ったディランは、彼女を救うため、あらゆる困難を乗り越え、なりふりかわずニューハンプシャーに走る−。

新宿シネマカリテ・カリコレ(5/16より開催)にて特別限定上映!
スクリーンで観られるのはここだけ!

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執筆者

Yasuhiro Togawa