昨年爆発的なヒットを収めた『るろうに剣心』三部作にて相楽左之助役を演じ人気を博した青木崇高が、過去を封じ名前を偽って生きる主人公を演じる映画『雨にゆれる女』。
ヒロインに、NHKドラマ「あまちゃん」のGMTメンバーとして知られ『天の茶助』『忘れ雪』と出演作が立て続けに控える大野いと。
監督は、台湾のホウ・シャオシェン、中国のジャ・ジャンクーなど名だたるアジア映画の巨匠を魅了し映画音楽の世界ではその名を知らない者はいない音楽家・半野喜弘。
パリを拠点に、オーケストラ作品からエレクトロニクスミュージックにいたるまで、幅広く世界中で活躍。坂本龍一や細野晴臣らとの共作経験もあり、
国内外で高い評価を受ける半野が、自らオリジナル脚本を手がけ、満を持して本格的な映画監督デビューを果たします。

2002年、パリ4区のカフェ。音楽家・半野喜弘と、当時はまだ無名だった青木崇高は出会いました。このふたりの出会いがきっかけで『雨にゆれる女』は誕生。
長編映画初監督の半野はもちろんのこと、主演の青木も並々ならぬ気合が入っています。より完成度の高い映画をつくり上げるべく、撮影日数延長のためのクラウド・ファンディングの声がけにも積極的。学生時代にグラフィック・デザインを学んで培ったプロ並の画才を生かし(自身のブログ「あおきむねたかの新堕落論」 http://stardust-blog.net/aokimunetaka/ で絵手紙風に作品を発表)、書き下ろしイラスト入りTシャツや、自ら制作した劇中重要小道具などをクラウド・ファンディングの特典として提供する予定です。

この度、主演の青木自ら観客へ思いを届けるべく、
リハーサル現場の主演・青木崇高から本気メッセージ動画が到着!
青木が立っているのは、主人公“健次”の住まいになる場所。
「健次という役はとても難しい役ですが、出来上がったものは絶対素晴らしいものになると確信しています。
しっかりとしたかたちでみなさんにお届けしたいと思っていますので、クラウド・ファンディングでの応援よろしくお願いします。」

【動画はこちら】
Youtubeリンク  https://youtu.be/MPdjVYaXCCY

青木崇高が演じるのは、過去に犯した過ちから別人として生きることを選択した男・則夫。逃れられない過去を背負い、人と交わることなく孤独に生きている。そんな彼の前に突然現れる謎の女。大野いと演じる彼女もまた、闇を抱え自身の過去を語らない。なぜ、彼は、彼女は、自分を語らないのか…。お互いに自らの本当の姿を明かさず、しかしつながりを求め合う男女の濃密なストーリーがサスペンスフルに展開。別人を演じて生きている主人公が、次第に女に惹かれ、本当の自分の姿を晒されそうになっていく様子を、NHKドラマ「龍馬伝」や『るろうに剣心』などへの出演で豪快なイメージのある青木がどう繊細に演じるのか。主人公の人生を狂わしていく初の “大人の女”に挑戦するヒロイン大野が、女優としてどのような新しい顔をみせてくれるのか。女を則夫の元に連れてくるおしゃべりな同僚・下田を、岡山天音が演じます。

本作は、クラウド・ファンディング(Motion Gallery)にて製作費を募っている。強いこだわりを持つ監督と役者の想いを実現するため、型にはまらない資金調達、宣伝を展開中。コレクターになると、金額に応じて映画の完成披露試写への招待や、劇中スチル集、サウンドトラック、半野主催の音楽イベントへの招待などの特典があります。コレクター募集は4月30日締め切り。https://motion-gallery.net/projects/hannoproject

観客をも巻き込み動き始めている本作。公開は2016年を予定。

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執筆者

Yasuhiro Togawa