第63回カンヌ国際映画祭 ある視点部門オープニング作品、マノエル・ド・オリヴェイラ監督幻の傑作「アンジェリカ」(仮題)公開決定
現役最高齢監督として知られた巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督が、先日4月2日に106歳でその生涯を終えました。長く日本公開が待たれていた「アンジェリカ」(仮題)を、クレストインターナショナルが配給することが決定しましたのでお知らせいたします。
現役最高齢監督として知られた世界の巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ。2015 年 4 月2日に 106 歳の生涯を閉じた。『アンジェリカ』(仮題)は、オリヴェイラ 101 歳のときに発表した魅惑のミステリアス・ファンタジー。
ポルトガルの小さな街。ある富豪の家族から、亡くなったばかりの美しき娘アンジェリカの最後の写真撮影を依頼された青年イサク。ファインダー越しの彼女が、突然彼に向かって笑いかける——。その日から、毎晩夢に現れる彼女に魅了され、徐々にとり憑かれていったイサクはついに…。
2015年Bunkamura ル・シネマ他にて全国ロードショー
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執筆者
Yasuhiro Togawa