北野武監督 最新作『龍三と七人の子分たち』
「東京都北区赤羽」シリーズの清野とおる絶叫 「こういうジジイに関わるとやばいぞ!!」
さらに大暴れジジイをヤバすぎるイラストに!!

北野武監督の17作目となる待望の新作『龍三と七人(しちにん)の子分たち』(配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野)は、引退した元ヤクザのジジイたちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題のガキどもと対決する、気分爽快“ジジイ大暴れエンタテインメント”!!平均年齢72歳(※公開発表時)の超ベテラン俳優たちが個性豊かでどこかチャーミングなジジイを演じ、軽快なテンポで進む本作。試写アンケート結果では、20代以下の若者からの満足度がどの世代よりも高く、女性層からも「おじいちゃん、可愛い!」という声が多発するなど、世代・性別を超えて楽しめる作品となっております。

この度、本作の公開まで8週連続で公開するWEBマガジン「週刊 龍三セブン」、第六号の配信が決定いたしましたのでご案内をさせていただきます。WEBマガジン「週刊 龍三セブン」では毎回各界の著名人を迎え、本作の見どころを語るロングインタビューと、本作に登場する大暴れジジイ8人を、毎週1人ずつ大フィーチャー“する今週のカバージジイ”を毎週配信していきます。
前回の第五号ではインタビューゲストにお笑い芸人の大久保佳代子を迎えインタビューをお届けいたしましたが、第六号となる今回のインタビューゲストは漫画家の清野とおる!!自身の人気コミック「東京都北区赤羽」「ウヒョッ!東京都北区赤羽」を題材にしたドキュメンタリードラマが今年放映され話題となった清野が、独特の観察眼で本作を語っています。
さらに、清野が描き下ろした龍三親分たちの“ヤバすぎる”イラストも完成いたしました。

「東京都北区赤羽」シリーズなど自らの漫画に本作映画同様パワフルな高齢者がたくさん登場する清野だが、「普段、赤羽で強烈な爺さん方と接している僕には、リアルに感じられる部分も多くて…。金はないけど暇はあり余っていて、下手に関わりあうと、若者以上にタチが悪かったりする(笑)。」と、赤羽には本作の大暴れジジイたちのような老人がいる可能性を示しました。そして本作のキャッチコピー“金無し、先無し、怖いモノ無し!”について、「この3つを失うと人間“何でもアリ”になっちゃうんですよ。なので映画を観ながら、「こういうジジイに関わるとやばいぞ!!」って心の中で何度も叫びました(笑)。」と臨場感満点で本作を楽しんだ様子。
さらに、「もしかしたら北野監督は、“老人=社会的弱者”なんて既成概念をぶち壊したかったのかもしれませんね!」と北野監督の映画に込めた思いを推察しました。
ジジイたちのキャラクターについては、「キャラ立ちが改めて半端じゃないですよね。小道具がいちいち個性的だったりして、出てきた瞬間に記憶に焼き付く。」と語り、「もしかしたら8人それぞれが北野監督の分身で。自分の身代わりにスクリーン上で暴れさせちゃってるのかもしれないなぁ……なんて。そんな勝手な想像も掻きたててくれる映画でしたね。」と清野ならではの観察眼を存分に発揮し、本作について語っています。

そして、インタビューと並行して毎週1人ずつジジイを徹底紹介する「今週のカバージジイ」は、特技はダーツの「五寸釘のヒデ(伊藤幸純)」を紹介していきます。今後もここでしか読めない未発表情報盛りだくさんでお届けいたします。

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執筆者

Yasuhiro Togawa