画面に映し出されるのはトム・ハーディただ一人。交わされる会話は車内の電話のみ。
その圧巻の演技に世界が驚嘆!
『堕天使のパスポート』、『イースタン・プロミス』、『ハミングバード』の脚本家兼監督スティーヴン・ナイトが放つ、究極の映画体験。

「余分な要素を捨て、すべてを要約した核のような映画を作りたかった」
アカデミー賞ノミネート『堕天使のパスポート』や『イースタン・プロミス』で知られる脚本家兼監督スティーヴン・ナイトによる、かつてない映画が誕生した。観客が目にする登場人物は、車を運転する主人公ただ一人、会話は車内で交わされる電話だけ—。そして映画の中で起こる出来事がリアルタイムで展開するという、ある種ドキュメンタリーのようなタッチ。この実験的な企画を成立させるために主演に選ばれたのが英国を代表する演技派トム・ハーディ。『インセプション』『裏切りのサーカス』等で鮮烈な印象を残し、6月公開の超大作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、「このミステリーがすごい!」(2009年版/海外編)第1位を獲得したミステリー小説の映画化「Child44」(原題/7月公開)など、話題作で主演に抜擢されたいま最も注目の俳優だ。本作では一見善良な人間が見せる多面性を繊細な演技力で表現し、LA批評家協会賞主演男優賞を受賞したほか世界の批評家から絶賛。同じく俳優のブラッド・ピットも「完璧すぎる演技」と手放しで称賛を送った。86分間、観客はトム・ハーディから目を逸らすことはできないだろう。

<海外レビュー>
★★★★★心を掴んで離さない —タイム
★★★★★革新的! —ヘイユーガイズ
★★★★今年最もスリリングなサスペンス映画のひとつ —テレグラフ
“今まで見たことのないトム・ハーディを目撃する。既存の映画の定義をくつがえす作品” —ヴァラエティ
“たった一人で、ハーディは人間が持つ深みと複雑さ、弱さを体現する。見事な演技” —スクリーン・クレイヴ
“脚本・監督のスティーヴン・ナイトは、奇跡を起こした。サスペンスとすさまじい感情にあふれたエネルギッシュな作品”
—ローリング・ストーン
“心をつかんで離さない、真に感動的であると同時にサスペンスにも満ちている” —ヴァニティ・フェア
“大きく、普遍的なテーマの力が全編に響き渡っている” —タイムアウト
“古典的な俳優の風格と、新時代のスターの自然な演技力を兼ね備えたハーディに魅了される”—インディワイヤー
“道徳上のジレンマをまるでスリラーのように描いた、信じがたいほどエキサイティングな作品” —ファイナンシャル・タイムズ
“魅了される。実に映画的な作品” —スクリーン・デイリー

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執筆者

Yasuhiro Togawa