あの黒騎士<ダーク・ナイト> 登場前を描く、本格クライム・アクションドラマ「GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>」が7月22日にDVDレンタル開始となります。

これを記念し、以前お届けしておりました「アメコミニュース」が復活!

復活第一弾となるVol.6では、
●アメコミ界の2大勢力「マーベル」「DCコミックス」紹介
●DCコミックス「バットマン」の大ヒットぶり(ゲーム、ドラマなど)
●大本命ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」紹介
について、レポートいたします。

いま、絶好調の海外ドラマ。その秘密は多額の製作予算を計上し、映画界の俳優や監督などが次々に参入。ストーリー、映像などのクオリティが数年前に比べ、格段にアップしているからだ。そのため、ドラマのレベルは映画と並ぶほど高くなっている。

中でも目立つのはアメコミを原作に持つドラマの躍進だ。映画でも『アベンジャーズ』、『スパイダーマン』などアメコミ・ヒーローは大活躍だが、その流れはテレビドラマ界でも起きている。「ARROW / アロー」「エージェント・オブ・シールド」など、近年のヒット作はアメコミを原作に持つ作品が多い。 アメコミと一口にくくっても、米国にはマーベル・コミックス、DCコミックスという2大勢力があり、前述した『アベンジャーズ』や『スパイダーマン』はマーベル・コミックス、『バットマン』、『スーパーマン』はDCコミックスだ。特にDCの『バットマン』は、クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト」3部作の世界的大ヒットで、その認知度は高い。また、『バットマン』はゲームも大ヒットしており、「LEGO®バットマン3ザ・ゲーム ゴッサムから宇宙へ」が本日発売、「バットマン・アーカム」シリーズ最終章となる「バットマン:アーカム・ナイト」がPS4限定ソフトとして7月に日本上陸予定である。「GOTHAM/ゴッサム」は、そのDCコミックスの世界観をベースにしたオリジナル作品だ。 犯罪と暴力が支配する架空の街「ゴッサム」を舞台に、新人の熱血刑事ジェームズ・ゴードン(ベン・マッケンジー)の活躍を描いたクライム・アクションである。

正義感に燃え、仕事に取り組むゴードン刑事。彼がゴッサム警察署に配属後、遭遇したのは、子どもの目の前で両親を射殺するという凶悪な強盗殺人事件だった。残された少年の名はブルース・ウェイン。ゴードンは少年に必ず犯人をつかまえると約束する。しかし、街の巨悪は警察とは癒着しており、真の正義と平和は望むべくもない。それでもゴードンは己の信条を貫くべく、孤独な戦いに身を投じて行く……というのが導入部である。

アメコミ界のレジェンド的キャラクター、ブルース・ウェインとジェームズ・ゴードン。 二人の出会いと成長、さらにDCコミックスでおなじみの個性豊かな悪役たちの 誕生談も描かれるとあって、米国では放映前から話題沸騰。全米批評家協会 (TCA)も「最も期待の新作ドラマ」に選出した。放映が開始されると人気はさらに高まり、ファースト・シーズン放映中にセカンド・シーズンの製作が発表されるという、異例の過熱ぶりをみせている。

CG技術の進化で、いままでは映画でしか実現できなかったフィクションの世界や、スーパー・ヒーローの華麗なアクションも、テレビドラマで堪能できる現在、満を持して製作された「GOTHAM/ゴッサム」は、まさにアメコミ・ドラマの大本命なのだ!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa