昨年9月に全米で公開され、初登場No.1の大ヒットを記録したサスペンス・スリラー『No Good Deed』の邦題が『善き人に悪魔は訪れる』となり、初夏より新宿シネマカリテほかにて公開する運びとなりました。

逃亡中の凶悪犯と知らず、夫が留守中の家に見知らぬ男を招き入れてしまった主婦を待ち受ける惨劇の夜を描いたサスペンス・スリラー。静かな郊外の一軒家を殺人鬼と化した男に支配され、幼い二人の子どもを守るため一人戦う母親が決死のサバイバルを繰り広げる。嵐の夜、偶然を装いその家のベルを鳴らした男の真の目的とは—?ラストに明らかになる衝撃の事実が、観客をさらに震え上がらせる。

『パシフィック・リム』や『マンデラ 自由への長い道』などでの高潔な人格者役で善良なイメージが強い、ハリウッドで大活躍中のイドリス・エルバが、狂気の殺人鬼コリンを演じ、新境地を開拓。また、コリンと対決するタフな母親には『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた実力派タラジ・P・ヘンソンが扮し、イドリス・エルバと白熱の演技バトルを繰り広げる。監督は、エルバ主演で人気を博した大ヒットテレビシリーズ「刑事ルーサー」の演出家サム・ミラーが務め、手に汗握るスリラーに仕上げている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa