女優・歌手・モデルとして幅広く活躍するヴァネッサ・パラディを主演に迎え、時を越えひかれあう男女を描いた究極のラブストーリー、映画『カフェ・ド・フロール』が3月28日(土)より恵比寿ガーデンシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開となります。
1991年からシャネルのミューズを務めるヴァネッサ・パラディ、今年2015年も新作バックのモデルを務めるなどモデルとしても申し分ない実績だが、本作『カフェ・ド・フロール』で演じたジャクリーヌという役で女優として高い評価を受け、数々の賞を受賞した。

ヴァネッサは息子にすべてを捧げる母親ジャクリーヌ役を演じ「とても難しかった。」が、同時に「ジャクリーヌという役には圧倒されてしまったけど、彼女は強さと決断力、愛嬌のある女性なの。
お気に入りの役よ。」と語り、とてもやりがいのある役だったようだ。
「もちろん演技中はいつもの私ではないから、頭で考えた感情を表現しなければならない。役柄と自分が混同することもあるけど、むしろそのほうがよかったりする。心が揺れ動くまま従うの。」と、女優としての心構えを語る。

プライベートでは別れたジョニー・デップとの間に2人の子供をもうけた彼女だが、本作での役どころも彼女自身と同じシングルマザー、そしてその演技は“生涯最高の演技”と高い評価を受けた。
その評価を裏付けるように、ヴァネッサは本作でカナダのアカデミー賞ともいえるジニー・アワードや ジュトラ・アワードで主演女優賞 を獲得し、『ダラス・バイヤーズクラブ』で主演・助演の役者2人の受賞を賞含むアカデミー賞3冠制覇の監督ジャン=マルク・ヴァレは、「彼女の演技がこの映画の1番の発見だ」と大絶賛している!

歌手としてモデルとして誰もがその圧倒的な存在感を認めるヴァネッサだが、さらに本作で女優としての確固たる評価を手に入れた。ジョニー・デップと別れ、新たなスタートを切りノリにノッているヴァネッサ・パラディから目が離せない。

本作は、二つの時を越えた母と子の絆、男と女の愛を交互に描きながら展開していくラブストーリー。1969年パリ、そして現代のモントリオール。決して交わることのない2つの時代の人生が交差したとき、日常を超えた物語が生まれる。
監督ジャン=マルク・ヴァレがラストに用意する “愛が起こした奇跡”に、あなたは酔いしれるだろう。

映画『カフェ・ド・フロール』は、3/28(土)より恵比寿ガーデンシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか公開。
公式サイト:http://www.finefilms.co.jp/cafe/ 

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執筆者

Yasuhiro Togawa