映画『白河夜船』よしもとばなな原作・安藤サクラ主演・若木信吾監督作

どれくらい眠ったら　あなたと同じものが見えるんでしょう。

1989年発表よしもとばななによる「白河夜船」。ぬけられない息苦しさを「夜」に投影し、生きて愛することのせつなさを、その歓びを描いた定本決定版の代表作(新潮文庫刊)が遂に映画化！

ヒロイン寺子役を演じるのは、今もっとも注目される女優、安藤サクラ。『愛のむきだし』（08）『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』（10）『かぞくのくに』（12）で数々の女優賞に輝き、2014年には主演作『0.5ミリ』（安藤桃子監督）や『百円の恋』（武正晴監督）で、ブルーリボン賞主演女優賞、日本アカデミー賞優秀主演女優賞、毎日映画コンクール女優主演賞、キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を軒並み受賞。大きな話題を呼んでいる。

寺子の恋人・岩永役には、『かぞくのくに』で安藤サクラとの共演が話題となった井浦新。2人の再タックに注目が集まる。

寺子の親友しおりには『海炭市叙景』の谷村美月、漫画家内田春菊の次女・紅甘が岩永の妻の幻影（分身）でもある少女を演じるほか、「2011 メンズノンノ専属モデルオーディション」でグランプリを受賞、現在も同誌にて専属モデルとして活躍中の?橋義明が、しおりの元彼役で映画デビューを果たしている。

監督および撮影は気鋭の写真家として知られる若木信吾。木村拓哉、山田優、新垣結衣など数々の写真集を手掛け、07年には『星影のワルツ』で監督デビューを果たしている。

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