平穏な日々を襲った、カリフォルニアの揺れ——。
日本列島と同じ距離・1300kmに渡り実在する、超巨大地層“サン・アンドレアス断層”。見慣れた景色が一変したのは突然の出来事だった。ロサンゼルスのゴールデンゲートブリッジ、そしてビバリーヒルズの崩壊、フーバー・ダムの決壊により、人口約4000万人の世界有数の大都市・カリフォルニアを大地震が襲う!撮影は昨年4月から始まり、ロサンゼルスとサンフランシスコに加え、オーストラリアのゴールドコースト、ブリスベンで大規模ロケが行われた。

救難ヘリコプターのパイロットで娘の救助に向かう主人公には2013年興行収入を稼いだ俳優ランキング第1位を獲得した、ドウェイン・ジョンソン。サンフランシスコにいる娘を救うため、極限の環境で格闘する屈強な男を演じる。監督には、世界的に大ヒットした『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』でのCGが絶賛されたブラッド・ペイトン。主演のドウェイン・ジョンソンにも、「これまで長い間ローランド・エメリッヒのものだった“ディザスター映画”のジャンルに挑戦するには最も信頼できる監督だった」と言わしめた。共演には、カーラ・グギーノ(『ナイト ミュージアム』)、アレクサンドラ・ダダリオ(『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』)が決定し、それぞれ別居中の妻、サンフランシスコで父の助けを待つ娘を演じる。

ハリウッドの最先端のキャスト・スタッフを起用して、前人未到のディザスター映画の製作に挑んだ本作は、3D公開も決定している。実在する断層を舞台に作られる、ハリウッド産のスペクタクル・ディザスターアクションムービー「カリフォルニア・ダウン」。2015年5月、新たな“ディザスター映画”の決定版の誕生に期待がかかる。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=47706

執筆者

Yasuhiro Togawa