「ナージャの村」「アレクセイと泉」本橋成一監督 6 年ぶり待望の新作
山道の向こうにふとあらわれる小さな村。そこに住む人たちの、春から春への暮らし。

いま、さまざまな場面で「個」や「多様性」の尊重が叫ばれる一方で、現代社会を生きる多くの人が「生きづらさ」を抱えているといわれています。

そういう人たちや障がいを抱える人たちと、日々の暮らしを生きることを40 年以上にわたり実践してきた真木共働学舎のある一年を追いかけた映画『アラヤシキの住人たち』。5.1 東京公開にさきがけ試写会を開始したところ多くの反響を受け、続々と地方劇場から公開の申し込みが相次いでいますのでお知らせします。これまで、自然に根ざした人間本来の暮らしをとらえてきた写真家・本橋成一の 6 年ぶりの監督最新作です。

2015 年 5 月 1 日(金・映画の日)〜東京・ポレポレ東中野皮切りに全国公開決定!
▼北海道・浦河町 浦河大黒座(時期未定)
▼岩手 ・宮古市 みやこシネマリーン(時期未定)
▼新潟 ・新潟市 シネ・ウインド(時期未定)
▼新潟 ・十日町市 十日町シネマパラȀイス(時期未定)
▼新潟 ・上越市 高田世界館(時期未定)
▼長野 ・長野市 長野相生座・ロキシー(6 月 6 日〜)
▼長野 ・山形村 アイシティシネマ(6 月 6 日〜)
▼長野 ・岡谷市 岡谷スカラ座(6 月 )
▼愛知 ・名古屋市 シネマスコーレ(5 月 2 日〜)
▼大阪 ・大阪市 第七藝術劇場(時期未定)
▼兵庫 ・神戸市 神戸アートビレッジセンǿー(時期未定)
▼埼玉 ・川越市 川越スカラ座(時期未定) …他多数検討中!

北アルプスの山裾、長野県小谷村。
車の通わない山道を 1 時間半歩いたところに、40 年前からある真木共働学舎。
2階建ての大きな茅葺きの家にみんなが暮らしている。春・夏・秋・冬…雨に崩れた道を直し、
屋根に降り積もる雪を下ろす。やってくる人、去ってゆく人、新しく生まれるいのち。
くり返されるその営みは、誰にもある生きものとしての人間の時間を思い起こさせる。
※共働学舎:1974 年、自由学園の教師だった宮嶋眞一郎により、生きることの根源的な意味を考える「共に働く学び舎」
として創設され、だれもが固有に持つそれぞれの能力を尊重しあう共同体として、いまも各地に根をおろしている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa