昨年カンヌ国際映画祭において審査員特別賞を受賞し、審査員長のジェーン・カンピオン監督からも絶賛された“エキサイティングな新世代”、グザヴィエ・ドラン監督最新作『Mommy/マミー』が、第17回 JUTRA賞にて10部門を制覇しました。

JUTRA賞はケベック州で製作されたカナダ映画を対象とする映画賞であり、グザヴィエ・ドラン監督作は、2010年『マイ・マザー』、2011年に『胸騒ぎの恋人』が受賞する等、本賞の常連となっています。
本年度は、最新作『Mommy/マミー』、前作の『トム・アット・ザ・ファーム』がWノミネートされ、同一監督作品が賞レースを争う展開として注目されました。

日本時間3月16日(月)に発表された結果、20部門中12部門ノミネート、
作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、撮影監督賞、編集賞、
ケベック以外で最も成功した映画賞、ボックスオフィス賞と最優秀賞10部門を制覇しました。

2月20日(金)には、仏・セザール賞にて、最優秀外国映画賞を受賞、3月1日(日)には監督の地元カナダにおけるアカデミー賞、カナダ・スクリーン・アワードにて、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、撮影賞、編集賞、メイクアップ賞の9部門で最優秀賞を受賞という快挙を成し遂げ、世界で大きなムーヴメントを起こしています。

また、劇中の印象的なシーンを切り取った、メインビジュアルのポスターが解禁されました。
爽やかな水色の空が一面に広がる“スティーヴver”、本作の大きなテーマでもある「母と子の関係性」をドラマチックに映し出した“ダイアンver”の2種類です。
日本公開まで約一か月と迫った『Mommy/マミー』。
世界で絶賛される本作の衝撃、感動をスクリーンで目撃するその日を、今しばらくお待ちください。

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■予告篇リンク■
http://youtu.be/OLc9vRvchio
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【グザヴィエ・ドラン監督 JUTRA賞受賞歴】
2010 :『マイ・マザー』ケベック以外で最も成功した映画賞、脚本賞、最優秀女優賞(アンヌ・ドルヴァル)
2011 :『胸騒ぎの恋人』ケベック以外で最も成功した映画賞
2013 :『わたしはロランス』美術賞、ヘアスタイリング賞
2014 :『Mommy/マミー』ケベック以外で最も成功した映画賞、作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、撮影監督賞、編集賞、ボックスオフィス賞

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【オリジナルステッカーつき前売り券発売開始!公式サイトリニューアル!】
2015年3月14日(土)より、全国共通特別鑑賞券を上映劇場窓口にて発売開始しました。
2種類のビジュアルで、お買い上げいただいた方には特典として、“スティーヴver”、 “ダイアンver” いずれかのオリジナルステッカーがつきます。
また、公式サイトも新情報を追加し、リニューアルいたしました。
本作の大きな特徴でもある“1:1”のシーンをちりばめながら、カンヌ受賞時の感動的な監督スピーチをご覧いただける予告編ドランver、
本作から印象的なシーンを切り取った予告編映像等、本作の最新情報を随時更新してまいります。
ぜひサイトにて本作情報をご確認ください。
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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa