舞台で活躍中の若手イケメン俳優染谷俊介と赤澤燈がW主演を務め、2人が今までに演じたことのないダメ男役に挑戦する、映画『カニを喰べる。』が、3月21日(土)より新宿K’s cinemaにて公開されることが決定し、同時にキービジュアルも解禁となった。
本作は、万年モラトリアムなダメ男2人が、ふと「カニを食べたい」という思いつきからポンコツの軽トラで旅をすることになり、その道すがらすっかり大人になった同級生や2人の憧れのマドンナだった女性など、様々な‘‘過去’’と出会うことで、自分を見つめなおしていく、そんなおかしくも切ない青春ロードムービーだ。
W主演には、舞台を中心に活躍し、2015年も映画や多くの舞台への出演が決まっている染谷俊之が務め、今までに演じたことのない、定職にも就かず日雇いのアルバイトで生計を立てているというダメ男役を熱演。もう1人の主演には、映画・舞台とその活躍の場を広げ、今後の活躍が楽しみな赤澤燈が務めている。染谷と同じく、その日暮しの生活をしているダメ男役を好演し、新たな魅力を発揮している。更に物語のキーパーソンとなる2人の憧れの女性を演じるのは、映画『赤い文化住宅の初子』、『ねこにみかん』などの東亜優が、同級生の大滝役には映画『ぼっちゃん』の主演を務め、数々の映画賞を受賞した水澤紳吾が脇を固める。監督には、黒沢清や廣木隆一などの現場でキャリアを積み、本作が長編2作目となる毛利安孝が務めた。
この度解禁となったキービジュアルでは、ロードムービーの影の主役でもある軽トラックを中心に、染谷・赤澤が遠くを見つめている、どこか哀愁が漂う様子が描かれている。
また本作の公開を記念して、キャスト登壇による舞台挨拶の開催も予定されている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa