小学館「月刊フラワーズ」にて大人気連載中、発行部数累計250万部を誇る吉田秋生のコミック「海街diary」。是枝裕和監督による映画化が決定となり2015年6月13日より映画『海街diary』として公開となります。
吉田秋生(よしだあきみ)による原作「海街diary」(小学館「月刊フラワーズ」連載中)は、2006年8月号よりシリーズ連載され現在既刊6巻。第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013を受賞した大人気ベストセラー・コミックス。鎌倉の祖母の残した家で暮らしていた3姉妹のもとに、幼いころに別れたきりだった父が残した“異母妹”を迎えることになり…。海の見える街に暮らす姉妹たちの織り成す清新でリアルな家族の絆の物語です。
本作の監督を熱望し、映像化に挑むのは、『そして父になる』で昨年第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞し、世界中からその新作を待ち焦がれられる是枝裕和監督。オリジナル作品を多く手掛ける是枝監督がどうしても自身で映像化したいと熱望した企画となります。

この度、本作の本予告映像が解禁、併せてポスタービジュアルが到着いたしました。

【公式YouTubeチャンネル】http://youtu.be/klRrF-EMvk4

<映像内容>
腹違いの妹を鎌倉の家に迎えいれ、鎌倉の家で新しい生活が始まった4姉妹。しかし、「親を許せない長女」、「姉の幸せを願う次女」、「父を知らない三女」、「自分を許せない四女」と、それぞれに複雑な思いを抱えます。笑顔でちゃぶ台を囲む微笑ましいシーンや、感情を露に実の母と幸が言い争いをするシーン。姉のことを思うがあまり声を荒げる佳乃や、父親の記憶がないと淋しげな笑顔を見せる千佳。腹違いの優しい姉たちに囲まれ、大きな瞳から一粒の涙がこぼれ落ちるすず。観る者の感情を揺さぶるシーンの連続。4姉妹が笑い合い、時に傷つけ合い、そして支えあって本当の家族になっていく感動の物語に是非ご注目ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa