監督デビュー作『弾丸ランナー』(1996)以来、国内はもとより海外からも熱い視線を浴び続ける SABU 監督の最新作『天の茶助』が6月27日(土)より全国公開いたします。本作は、異世界をめぐる独特のファンタジーでありながら、南国・沖縄を舞台に笑いと涙、愛とスリルの人間ドラマが弾ける痛快エンタテインメントです。

主演は、『うさぎドロップ』に続き SABU 監督との再タッグとなる松山ケンイチ。茶助をめぐる面々には大野いと、伊勢谷友介、田口浩正、玉城ティナといったニューフェイス組に加え、SABU 組常連の大杉漣、寺島進がさらなる支えに回って見事に脇を固めています。さらに地元エキストラの全面協力により沖縄ゆかりの祭事、祭礼が混沌と再現されるクライマックスのダイナミックな映像表現も大きな見どころです。
名匠・北野武を擁するオフィス北野が製作を担当。SABU 監督の作家性が 100%保障された本作品は、第 65 回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にも選出されました。
この度、『天の茶助』のポスタービジュアル、予告編映像、Ms.OOJA が歌う主題歌が初解禁となりました。※こちらの予告編映像と共に「翼」の楽曲解禁になります。
予告編は、ベルリン国際映画祭での華やかなレッドカーペットの様子から始まり、天界でシナリオを書く脚本家たちのカットやお茶汲みの茶助がユリを事故死から救うため地上に降り立ち奮闘する場面、茶助が全速力で路地を突っ走る場面、世界的に名高い伝統芸能「エイサー」のカットなど見所満載の内容となっています。さらに、予告編で流れるのは、映画のテーマを見事に表現したオリジナル楽曲「翼」という Ms.OOJA が歌う主題歌。

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執筆者

Yasuhiro Togawa