日本時間1月15日(木)、第87回アカデミー賞のノミネート作品が発表され、『アナと雪の女王』のウォルト・ディズニー・スタジオ最新作『ベイマックス』が長編アニメーション賞にノミネートされました。本作は全米初登場1位を記録し、早くからアカデミー賞有力候補と高く評価され、昨年12月20日の日本公開後は日本での人気もさらに拡大。右肩上がりの大ヒット中で、昨年の『アナと雪の女王』に続く、ディズニー・スタジオ作品の2年連続受賞にも大きな注目が集まっています。映画賞レースの最高峰アカデミー賞を制した『アナ雪』が、その後日本のみならず世界中で社会現象を巻き起こし、数々の記録を塗り替えたことは記憶に新しく、既に各方面で現象を起こしている『ベイマックス』もさらなる旋風を巻き起こすことが期待されます。また、同時上映の短編『愛犬とごちそう』も、短編アニメーション部門にノミネート。長編と短編のW受賞へも期待が高まります!
(※第87回アカデミー賞授賞式は、米ロサンゼルス市ハリウッドのドルビー・シアターで日本時間:2月23日に発表)
ベイマックスのキャラクターが巷で話題となり、前売り券の売行きが『アナ雪』を上回るなど公開前からその話題が注目されていた本作。公開するや「アナ雪を超えた!」「ベイマックスがほしい!」「これぞエンターテイメント!」という声がSNS上に溢れ、あっという間に世代/性別を超えた社会現象化が広がっています!
≪こんな社会現象が・・・≫
★公開前から200以上もの商品が作られ、売り切れも続々! ★“ベイマックス”を模したキャラ弁・雪だるま・お汁粉・カフェラテアート・大根おろし鍋・餅・カレーライスなどが続々登場! ★顔文字( ●—● )のSNSへの投稿続出! ★着ぶくれした姿を「ベイマックスみたい〜」とする会話や、「餅(ベイ)マックス」「ベイマックス男子」「ベイマックス女子」といった新しい造語が飛び出す! ★ベイマックスの顔をしたおにぎり「米(ベイ)マックス」の投稿続出!
★ベイマックスとヒロが劇中で行う“グータッチ”(拳と拳を合わせて爆発するように手を放す挨拶の一種)を真似する子供が続出! ★“ドット”でベイマックスの顔(■—■)が作られる!
公開3週目には公開初週末を上回る観客を集め、2015年年明けの週末動員数&興行成績No,1を飾り、翌公開4週目にして動員450万人、興行収入57億円を突破、週末動員数&興行収入 2週連続1位を獲得!その勢いは止まらず、1月14日までに動員463万5300人、興行収入58億6280万円を超えています。興行22日間での50億円突破は、最終興行収入108億円を達成した『トイ・ストーリー3』と同日数。日本だけでも興収254億円の大ヒットとなった『アナ雪』現象は、確実に『ベイマックス』現象へと引き継がれています!
また、今回世界が注目する『ベイマックス』のノミネートに、主人公ヒロを見守る重要な役として吹替えを担当した
菅野美穂(キャス役)、小泉孝太郎(タダシ役)から、いち早く喜びのコメントが届いてます。

菅野:「ノミネートの知らせを受けて、大変嬉しく思いました。ベイマックスの製作に関わった皆さまに、
おめでとうございます!とお伝えしたいです。そして『ベイマックス』を観て下さった全てのお客様に感謝です。」 

小泉:「アカデミー賞にノミネートされる作品にタダシの声優として参加できたことに、改めて大きな喜びを感じています。
ベイマックスが人種や国境を越えて多くの人の心をやさしい気持ちにさせてくれると信じてます。」

<『ベイマックス』現在の賞レースノミネーション状況>
■ゴールデングローブ賞■ アニメーション映画賞  ■アニー賞■ 作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、アニメーテッド・エフェクト賞、キャラクター・デザイン賞、ストーリーボーディング賞 ■サテライト賞■ アニメーション/ミックスメディア映画賞 ■フェニックス映画批評家協会賞■ 主題歌賞、アニメーション映画賞  ■セントルイス映画批評家協会賞■ アニメーション映画賞 ■ブロードキャスト映画批評家協会賞■ アニメーション映画賞  ■アメリカ視覚効果監督組合賞■ 視覚効果賞、アニメーションキャラクター賞、背景賞、FX&シミュレーションアニメーション賞 ※それぞれ、アニメーション部門、モデル賞

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執筆者

Yasuhiro Togawa